身近なカエルとヘビ最初のページへ50音順リストへ両生類リストへ爬虫類リストへ

ダルマガエル(アカガエル科)
学名:Rana porosa brevipoda

体長5〜6cm,メスがわずかに大きい。
本州の山陽地方・近畿地方の中部と南部・東海地方・香川県の瀬戸内地方に分布。


ダルマガエル。1997年に奈良県でもやっと再確認されました。
 トノサマガエルによく似ているが,全体的にずんぐりしたスタイルのカエルで、トノサマガエルより体長に対する足の長さの割合が短め。背中の真ん中に線がないものがいて、区別する際の特徴の一つにあげられる。
 足が短くジャンプ力に欠けるため、コンクリートで固められた深さのある用水路が多くなるといなくなるようだ。鳴き声はトノサマガエルとは明らかに異なり、たとえて言うなら、山羊の鳴き声のように聞こえる。

奈良教育大学附属小学校のページ内「附小の自然35」にダルマガエルの写真があります。参照下さい。


WANTED! ダルマガエル
 奈良県北部にも分布しているとされていますが、左の写真が撮られたのは1980年のことです。これ以後、長らく生存が確認されていませんでしたが、1997年になって奈良県の一部でダルマガエルが確認されました。しかし、まだどのくらい生き残っているのかはよくわかっていません。奈良県にはどの地域に分布しているのでしょうか。情報を集めたいと思っています。もし、それらしいカエルを採集された方は、丸山健一郎(639-0252香芝市穴虫1204-3)まで連絡下さい。よろしくお願いします。