奈良県のキノコ
―Mushrooms & Toadstools of Nara Pref.―

icon-simeji 参考文献の紹介 icon-simeji

キノコに興味を持たれたら、こんなホームページなんか見ていないで、
野外にキノコ観察・採集に出かけましょう!
そんなときに役に立つキノコ入門書や図鑑類を紹介します。
図鑑類や専門書には高価なものや入手の難しいものもありますが、
大きな図書館に行けば閲覧することができるでしょう。

<図鑑類・入門書よみもの変形菌

 


図鑑類・入門書・よみもの変形菌


図鑑類入門書・よみもの・変形菌

  • きのこの100不思議
     社団法人 日本林業技術協会編.東京書籍(1997)

    見開き1話題で、キノコに関する100の話題をまとめている。世界最大級の生物がキノコの1種だなど、ちょっとびっくりするような内容も紹介されています。

  • 「きのこの自然誌」
     小川眞.築地書館

    きのこの生態をわかりやすく解説した好書です。どうも絶版らしい・・・。大きな図書館にはあるかもしれません。

     

  • 「マツタケの生物学 補訂版」
     小川眞.築地書館

    マツタケやその関連種について分類・生態を詳しく解説しています

     

  • 「夢自然きのこ2 きのこの目利き」
     山と渓谷社

    雑誌風の書物.全国のきのこの会やその出版物を紹介したりいています。「夢自然きのこ1」もあります。

     

  • biosphere−バイオスフェア−」
     農村文化社

    これは菌類学をテーマにした雑誌です。「菌類生態学とは何か」「菌のフォークロア」「菌類紳士録」などの連載ものもあります。残念ながらNo.12をもって廃刊になるようです。現在No.11まで発行されています。農村文化社はこのほかにもいくつかのキノコ関係の書籍を出しています。
    創刊号特殊環境の菌類−菌類の生活域を考える
    No.2特殊環境の菌類−菌類の生活域を考えるU 水界の菌類
    No.3森林の中の菌類−樹木寄生菌を中心として
    No.4エンドファイト−植物と相利共生する菌類
    No.5きのこの胞子散布−動物との関係を中心に
    No.6「粘菌学」への招待−真正粘菌
    No.7森林の中の菌類U−サナギタケとブナ林
    No.8マツ林が消えてゆく−松枯れの原因をさぐる
    No.9マツ林が消えてゆくU−生物的防除の可能性
    No.10菌類生態学の行方−第1回菌類生態学講座パネルディスカッションの話題から
    No.11東南アジアの発酵食品−微生物が語る照葉樹林文化の伝播
    No.12(予告)ヒラタケ白こぶ病−その複雑な生物相互関係

  • 週刊朝日百科「植物の世界」別冊 キノコの世界 全5冊
     朝日新聞社(1997)

     最新の分類を紹介しています。使われている写真がすばらしいです。菌界一般を紹介しているためカビや変形菌なども取り上げられています。

    菌界1ヒラタケ、ホンシメジ、テングタケなど
    菌界2ハラタケ、イッポンシメジ、ベニタケなど
    菌界3ハナイグチ、マイタケほか、イグチ類、サルノコシカケ類
    菌界4キクラゲ、冬虫夏草、腹菌類、子嚢菌類
    菌界5カビ、酵母、変形菌類


    図鑑類入門書よみもの・変形菌>

  • 「日本変形菌類図鑑」
     萩原博光,山本幸憲・解説;伊沢正名・写真 平凡社

     日本で比較的普通に見られる変形菌134種を収録した入門図鑑。いま手には入りやすいものではこれが唯一です。拡大撮影された美しい写真が多数掲載されていて眺めるだけでも面白い図鑑です。

     

  • 「森の魔術師たち−変形菌の華麗な世界」
     萩原博光,伊沢正名.朝日新聞社

     粘菌類−変形菌について、その生態や分類について写真をたくさん載せてわかりやすく解説してある。残念ながら絶版。


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