ハンノキ(榛の木)     Alnus laponica    カバノキ科                          

冬季のハンノキ
花と果実

裂壊直前の雄花の葯

球果


果実と種子

種子

たくさんの花粉が放出される雄花
 春が来る前の1月の中旬から花を咲かせはじめる落葉高木。
 湿原や沼沢地で森林をつくる数少ない植物です。大きくなるスピードはほかの木本に比べると早いです。
 1本の木に雄花と雌花をつけ、雄花は穂状のものをたくさんつけます。ビニール袋の中に入った雄花の写真がありますが、葯がまだ開いてないものを袋の中に入れておいたら、数日後袋がまっ黄色!!見ているだけで、花粉症の私は、くしゃみがでそうになりました…(ハンノキにはアレルギーはないですけど)
 
 落葉樹なので冬には葉を落としますが、前の年の実(球果)はついたままで、穂状の雄花が垂れ下がっています。
 球果にはたくさんの種子がつまっていて、このハンノキが生えていた辺りには、水面にも地面にもたくさんの種子が落ちていました。
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