4月〜6月にかけて花を咲かせ、道端や畑でよく見られます。
実家ではホトケノザはよく見られ、なじみ深かったのですが、構内では花のよく似ている外来種のヒメオドリコソウのほうがよく見られました。
半円形の葉が茎を抱き(茎を囲っているような感じ)、向かい合ってくっついている状態が仏の座(仏像の台座)に似ているので「ホトケノザ」と名前がついたそうです。
春の七草のホトケノザはキク科のコオニタビラコのようで、ホトケノザは食べられません。つぼみのように見えるのは閉鎖花(閉じたままの花)で、開くことはありません。ちっちゃい子がこぶしをにぎったように見えます。
幼いころ、ホトケノザでよく遊んでいました。花だけをとり、吹くと「ぴー」と高い音が鳴り笛になります。しかも吸うと蜜が甘くおいしいので、学校の帰り道にちぎって吹いたり吸ったり、遊びながら帰っていました。
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