5月に花を咲かせる落葉高木。
一般的に「モミジ」と言われているのはこの種のことではないでしょうか。別名「タカオカエデ」、「イロハカエデ」というそうです。
若葉が展開しはじめるとすぐ、赤い花が咲きはじめます。
花は、雄花と両性花(雄しべと雌しべが一つの花の中にあるもの)が混ざって咲きます。まだ黄緑色の葉と、赤い花のコントラストはとてもきれいですよ。
秋の紅葉は有名で、緑色だった葉が深い赤に色づきます。日本各地で紅葉の名所となっています。
葉は赤ちゃんが手を広げたようなかわいい形をしていますよね。
葉は5裂であることが多いのだそうですが、数えるときに「1・2・3…」ではなく、「い・ろ・は…」と数えたのが名前由来と言われています。
果実は面白い形をしており、ハンググライダーのようです。高いところから落とすとくるくる回ります。回り方がおもしろいので、一度やってみてください。
構内では音楽棟の横や、附属小学校の給食室の横など、点々といたるところに見られます。
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