コノテガシワ(児の手柏)        Thuja orientalis       ヒノキ科                          

雄花(終わっている)

雌花

果実(成長中)

種子

 4月に花を咲かせる常緑低木。大きいもので高さ10mくらいになります。
 原産地は中国で、江戸時代に渡来したそうです。
 
 花は目立たず、いつ咲いていたのか分からないまま、気がついたら時期は過ぎてしまっていて、雌花も受粉が終わり、ふくらみかけていました。
 葉の先端のところに果実がぶら下がっています。果実が割れて中から写真のような種子があらわれます。
 派手に花を咲かせなくても、ちゃんと種子はできる!と主張しているみたいですね。
 
 葉の広がったようすが、子どもの手のひらを広げたように見えるのでこの名前がついたそうです。
 
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