4月〜9月に花を咲かせる、踏みつけに強い多年草です。
踏みつけられない方が植物にとってはいいような気がするのですが、オオバコは踏みつけがないと生きていけません。ある程度の踏みつけのあるところでは、他の植物が大きくなることが難しく、地べたにはりつき気味のオオバコでも光合成を行うことができるのですが、踏みつけがないと他の植物が大きくなってしまいオオバコが生育できないのです。
オオバコは、踏みつけに対応するために丈夫な葉や茎をしています。茎をちぎろうと思っても結構力を入れないとちぎれません。
この丈夫な茎を使って、小学生のころは2本の茎をU字にからめてひっぱり合う「オオバコ相撲」をして遊んでいました。ひっぱり合って切れた方が負けです。丈夫なものは力いっぱいひっぱって、手に食い込んでいるのに切れませんでした。
種子は粘着性があり、靴などにくっついて運ばれます。
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