ポプラ(セイヨウハコヤナギ)    Populus nigra var. italica    ヤナギ科                          

種子のアップ

綿毛でおおわれる地面


幹 スケールは10cm
 3月〜4月に花を咲かせる落葉高木です。雌雄異株であり、高さは15〜25mになります。原産地はヨーロッパ。
 
 花は目立たず、しかも高い位置につけるため咲いていても気づきにくいです。(私も気がつきませんでした…)
 花が終わってすぐ、房状で綿毛つきの種子をつけるのですが、すごい量の種子が風に飛ばされて空を舞います。地面は白くなってじゅうたんのようになります。
 このころには、授業中に窓を開けているとどこからともなく綿が飛んできたり、外を歩いていても綿がふわふわ飛んでいたりするのですが、原因はポプラでした。
 
 明治時代中頃から、ヨーロッパ原産のギンドロ(ウラジロハコヤナギ)Populus alba 、セイヨウハコヤナギ Populus nigra var. italica などが、いわゆるポプラとして親しまれています。
 秋には葉が黄色く色づき、紅葉を楽しむこともできます。街路樹、公園樹としてはおなじみです。
 
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