サザンカ(山茶花)      Camellia sasanqua     ツバキ科                          
剪定されていないもの
剪定されて生垣となっているもの
花アップ
基部でくっついているおしべ
葯と胚珠
 「♪さざんか、さざんか咲いた道 たき火だたき火だ落ち葉たき〜」にも歌われているように、みなさんにも馴染み深い植物なのではないでしょうか。刈りこみに強く、生垣として利用されていることも多いです。私は剪定が行われているものばかり見ていたのですが、剪定されないものは、上の写真のような樹形になるようです。
 花期は11月から3月くらいで、けっこう長い間、ずっと花をつけています。
 おしべはたくさんありますが、全てもとでくっついています。めしべは子房に毛がたくさん生えています。
 
 サザンカもツバキも園芸品種が多く、見分けをつけるのが困難ですが、花弁が基部でくっついており、散るときに花全てが落ちるのがツバキ、花弁が1枚1枚落ちるのがサザンカであるといわれています。
 葉は、光沢があり細かい鋸歯があり、幹は灰色をしています。
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