ソテツ(蘇鉄)        Cycas revoluya        ソテツ科                          

オレンジ色のが種子
 6月〜8月にかけて花を咲かせる常緑低木です。雌雄異株で、公園や学校などではおなじみです。一見、南国の植物のような気がしますが、意外にも日本に自生しています。暖かい地方の植物ですが。
 
 この写真の株は雌株で、オレンジ色の何かの卵のようなものが種子です。直径3〜5cmくらいはあります。 ソテツは約2億年前から生育している古い植物の仲間であり、成長速度も実に遅いそうで、果実ができ胚が成熟するまで年単位の時間が必要であるそうです。
 雄株は葉の生えているところから50cmを超える塔のような花序を、上向きににょきっと直立させます。
 葉も大きい、花も大きい、種子も大きい、何もかもビックで2憶年前から生育している力強さを感じます。
 
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