9月〜10月にかけて花を咲かせます。畦や草地に群生し、地下茎で殖えます。
ヨモギというと春を思い浮かべるかもしれません。 春の若葉のころのヨモギのイメージが強いのでしょう。春には摘み取って草もちを作ったり、祖母に「血止めの薬になるんやで」と教えてもらったり、私も葉っぱだけのイメージが強かったです。
ヨモギの花を見たのは今回が初めてです。地味な花で、春のヨモギとは見た目が別人なので、これがヨモギの花だと気づく人は少ないのではないかと思います。もしくは、咲いていること自体に気づかないかもしれません。
春の若葉はいろんなことに使われます。餅と一緒につきヨモギ餅を作ったり、おひたしやてんぷら、油いためなどにしてもおいしいです。一方で、切り傷、引っかき傷などの血止めなど民間の万能薬にもなります。
私にとっては何だかなつかしい感じのする植物です。
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