ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)    Phytolacca americana    ヤマゴボウ科                          

果実
 7月〜8月にかけて花を咲かせ、山野でよく見られます。高さ1〜2mくらいに成長しますが、まだまだ小さな50cmにも満たない個体でも、ちゃんと実をつけます。
 
 花はキレイというよりは毒々しいような感じがします。果実は黒とショッキングピンクの茎のコントラストで、さらにもっと毒々しいように見えます。
 茎は、はじめから鮮やかなピンク色なのではなく、果実が熟すにつれて緑から赤く変色してきます。黒い実はつぶすと赤い汁が出ます。アメリカでは「インクベリー」と呼ばれているそうです。
 有毒植物に分類されていますが、果実は無毒なのだそうです。
 
 名前は西洋種の山牛蒡(やまごぼう)という意味です。
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