源氏後集余情 第廿五の巻 三代豊国(Tyokuni V


 江戸時代後期のベストセラーで柳亭種彦作・歌川国貞画『偐紫田舎源氏』にみるように、この時期の草双紙や浮世絵には、「源氏」の名をつけるものが多く、これも『源氏物語』によるものではなく、美男・美女を大判線絵二枚続きとし、50組100枚を出版したものとみられる。


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