三代広重(Hiroshige V 天保一三年−明治二七年(1842−1894)

 初代広重の弟子。兄弟子の重信が二代広重をなのったが、喜斎立祥と改名したのち、重政の名をあらため二代(実は三代)広重を号した。父は船大工職。幼名寅吉のち寅太郎。一立斎・歌重などとも号した。東京名勝・諸国物産など文明開化の世相を描いた。


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