芳艶(Yoshitsuya 文政五年−慶応二年(1822−1866)

 歌川国芳の門人。日本橋の駕籠屋の子として生まれ、名は万吉。十五歳で国芳に入門し、芳艶の号を受ける。浅草奥山の生人形の看板絵や刺青の下絵なども描いた。刺青絵では一雄斎国輝と競って評判となった。


浮世絵一覧 教育資料館-目次