土(つち)の中の生き物のつかまえかた
1) ハンドソーイング法
およそ2mm以上のおおきな生物をさがすときに、目で見て見つける方法だよ、みなさんがふつうにやってる方法だね。

2)光を当て捕まえる方法
せんめんきみたいないれものに、まばらに土(つち)をいれて、上から光(ひかり)をあてるんだ、蛍光スタンドでだいじょうぶだよ。光がきらいな、土の中の生き物は、にげだしてくるよ
3)ツルグレン法

2mm以下のちいさな生き物を集めるときに使う方法だよ。左の写真は、ツルグレン装置(そうち)っていうんだ。

ツルグレン装置

ツルグレン装置は売ってるけど、2〜3万円(まんえん)もするんだ。でもこの装置は作るのがかんたんだから、みなさんもつくっみたらいかがでしょうか?

簡単なツルグレン装置の作り方 

用意するもの
 ペットボトル、わごむ、ガーゼ(2〜3枚)
 テープ、カッターあるいはハサミ
下の絵をみてつくってみてね。
注意)カッターやはさみをつかうときは、おとうさんか、おかあさんにてつだってもらってね

できあがったら、土をいれて、電気スタンドの下においてください。

自作のツルグレン装置

必要なもの:ろうと、ふるい、ライト、さんきゃく、ビーカーをつかいました。ろうとの上にふるいをのせて、ビーカーにはアルコールがはいっているよ。ふるいの中に土をいれて、うえから電気スタンドで光をあてているんだよ。

光と熱がきらいな、つちの中の生き物たちは、ふるいの目をとおって、下へ下へとにげてゆくんだ。そして、ろうとをすべってビーカーに落ちてくるしくみになっているよ。