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クサガメ(ヌマガメ科)
学名:Chinemys reevesii

甲長10〜25cm。
本州・四国・九州・壱岐・対馬ほか,朝鮮半島・中国東部・台湾にも分布。


クサガメ。
 クサガメは「草亀」というより、臭腺より独特の匂いを出してくさいために「臭い亀」ということで付けられたらしい。顔や首に黄緑色の模様があるのが特徴のひとつ。

クサガメの頭(大きなメスの個体)
 吻部は上から見ると60度に近い角度で,イシガメに比べてずんぐりした頭だ。

黒くなったオスのクサガメ(JPEG 23KB)
 オスはある程度の大きさになると体全体が黒くなり、顔や首に見られた黄緑色の模様もなくなるようです。クサガメは甲らに3本の角張った盛り上がり部分(稜とかキールとか言う)があることも特徴です。

クサガメの孵化(JPEG 20KB)
 孵化する子ガメには顔の先端に卵嘴(らんし)といわれる堅い部分があって、これで殻を割って出てきます。

へその緒つきの子ガメ(JPEG 23KB)
 孵化した子ガメの腹側には「へその跡」が残っています。