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ヤマカガシ(ナミヘビ科)
学名:Rhabdrophis tigrinus tigrinus

全長1〜1.2m,最大1.4〜1.5m。
本州・四国・九州・大隅諸島ほか、朝鮮半島・沿海州・中国などにも分布。


若いヤマカガシ。
 若いうちは相対的に目が大きく幼い感じがします。朱色の斑点模様がよく出ています。

ヤマカガシ顔アップ。
 頬の耳下腺(デュベルノワ腺)より分泌される毒は,血液と血管に作用して出血を起こさせるものです。おとなしいヘビなのですが,1984年に愛知県で中学生がこのヘビにかまれてなくなってから,毒蛇として危険視されるようになりました。

黒色タイプのヤマカガシ。
 このような体色の黒くなる個体もいます。しかし、シマヘビの黒化型と違って顎から喉の部分は黄色っぽい色が残るようです。

ヤマカガシの幼蛇。
 幼蛇にはこのように首の部分に黄色の模様がはっきりと表れます。