4月〜5月に花を咲かせる常緑高木。高さ10〜20mくらいになります。
雄花は黄色くふさ状にいくつもぶら下がって咲くので目立ちますが、雌花はどこにあるのかとても分かりにくいです。写真の葉の付け根の赤い点のようなでっぱりの部分が雌花です。
葉の色が他の種よりも濃い緑なので、他の植物と混ざって生えているとき少し離れてみるとアラカシのところだけ一段暗い緑に見えます。よく見ると葉の表面が白くなっていることが多く、「うどん粉病」といいます。アラカシはうどん粉病になりやすいそうです。
アラカシは山ろくに生える最も普通なカシ類。そのため、一般的に「カシ」というとアラカシをさすことが多いです。よく見かけるドングリはこの種のものが多いのではないでしょうか?ドングリのぼうしの部分(かくと)の模様がなめらかな円ではなく、ガタガタの同心円になっているのが特徴です。
葉が白くなっていることが多く、「うどん粉病」といいます。
さて、クイズです☆
3つ並んだドングリは何のドングリなのでしょう?答えは↓。
答えは左からシラカシ、アラカシ、ウバメガシ。 |