4月に花を咲かせる落葉高木。高さは20mくらいになり、中国原産です。
下の方の枝には花をつけないため、気づかないまま花期を見過ごしてしまいました。写真のものは雌花です。(雄花は終わってしまっていました…写真はないです)
卒論の担当教官である松井先生にフウの一番上まで登って、雄花を探していただきました。ありがとうございます。
漢字では楓。日本では「カエデ」にこの漢字を当てるのですが、もともとはマンサク科のフウを示す漢字だそうです。
実はいがぐりのような形をしています。とげとげしています。その中には、たくさんの小さな種子が入っていました。実の見た目はスズカケノキとよく似ています。
ユリノキ・イチョウと並び、フウは生きている化石といわれています。新第三期(2600〜200万年前)の地層から葉の化石がよく見つかるそうです。
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