ファイルはどこにしまう?
Windowsでは、ファイルを格納する装置の区分をドライブといいます。ドライブはアルファベット1文字+コロン( : )の記号で区別されます。
ローカルなドライブ (共同利用PCに存在するドライブ)
- C: ドライブ 内蔵のハードディスク・ドライブ
- D: ドライブ スーパーマルチドライブ
(CD,DVD,Blu-rayドライブ)- E: ドライブ以降 リムーバブルメディア、USBメモリ、SDカードなど
- C: ドライブは共同利用PCのシステムファイルを保管しているので、変更しないでください。
(教員の方へ)授業で必要なソフトをインストールする場合は、情報館に相談してください。
また、Y:ドライブを授業で利用する場合、教員名または授業名でフォルダーを作成し、そこを利用するよう、指導してください。ネットワークドライブ (情報館のファイルサーバー機に存在するドライブ。どの共同利用PCにログオンしても、同じ内容が再現される)
- W: ドライブ 共同利用ソフトウェアを置いている場所です(変更しないでください)
- X: ドライブ 教材置場(学生は変更できません。教員が教材・プログラム・素材などを置くことが可能)
- Y: ドライブ 共同作業場(課題や作品、レポートの提出場所です。誰でも保存・編集が可能)
- Z: ドライブ 個人データの保管場所になります。作成したファイルはここに保存してください。
Z:ドライブは、「ドキュメント」フォルダでもあります。保存できる総量は5GByteです。(Y:ドライブやX:ドライブにファイルを作成した場合、その容量も含まれます)。
この容量を超えると、QUOTA(クオータ:容量制限機能)によって、新たなファイルが一切作成できなくなります。
ディスク容量の表示方法定期的に利用している容量を確認し、総量が制限に近づいた場合には、速やかに不要なファイルを消去して下さい。
ファイルの消し方また、ファイルサーバー全体がオーバーフローしそうな場合、システム管理者は断りなしに、概ね500Mbyte以上の(動画ファイル、音楽ファイル、EXE実行ファイル、アーカイブファイルなどの)巨大なファイルを消去することがあります。
事故でサーバーのディスクが壊れることもありますので、レポート・卒論などの重要なファイルは必ず、USBメモリやCD-R、DVDへ保管するなどして、Z:ドライブ以外にコピーを持って下さい。
- 近年USBメモリやSDカードなどのリムーバブルメディアを介して感染するコンピューターウィルスによる被害が頻発しています。
インターネットにつながっていないパソコンでもウィルス対策をするなど十分に注意してください。
■ Windows では、ファイルの名前は、ピリオド(.)を用いて、[名前].[拡張子]となっています。■ [拡張子(かくちょうし= Extension)]とは、そのファイルの種類を示すものです。例えば
- .docx → Microsoft Word 2007以降のファイル(2003以前は.doc)
- .xlsx → Microsoft Excel 2007以降のファイル(2003以前は.xls)
- .pptx → Microsoft Powerpoint 2007以降のファイル(2003以前は.ppt)
- .xlsx → Excel (Office 2007以降) のファイル
- .bmp .jpg .png → 画像ファイル
- .wav → 音声ファイル
- .wmv .mp4 → 動画ファイル
- .htm .html → ウェブページで使うhtmlファイル
■ 詳細表示画面への変更
エクスプローラの表示設定によっては拡張子が表示されない場合があります。
拡張子は、どの種類のデータファイルかを見分ける大切な情報ですので、以下のように「詳細」表示画面にして確認できる設定にしてください。また、この画面の種類欄では、データファイルか、中身がプログラムの実行ファイル(アプリケーション)かもわかります。悪意のあるファイルの中には、Word等のデータアイコンに偽装された実行ファイルがあります。中身を見るつもりで、ダブルクリックすると、乗っ取りのプログラムが実行されることになりますので、外部から届いたファイルを扱う場合には、この詳細表示画面でファイルの種類を確認する習慣をつけるといいでしょう。
詳細画面への変更は、「表示」タブの中の「詳細」を選択することと、「□ファイル名拡張子」にチェックマーク(?)を入れます。この詳細表示画面は、1行が1ファイルで示され、ファイルの種類以外に、ファイルサイズ、作成・更新日時などの詳細な情報が表示されます。
エクスプローラ
(1) Z:ドライブを選択
(2)「ホーム」タブを選択
(3)「すべて選択」をクリック
「ホーム」タブ
(4)「プロパティ」をクリック
(5) 別ウィンドウが表示されるので、ディスク上のサイズを確認
この例では、約17.1MB利用していることがわかります。
削除するファイルをドラッグし、「ゴミ箱」アイコンの上に置きます。
あるいは、「ファイル」メニューから「削除」を選択します。
複数のファイルを連続的に選択する場合は、先頭のファイルを左クリックで決めた後、最後のファイルを「SHIFT」キーを押しながらクリックします。
不連続で選択的にファイルを選択する場合は「CTRL(コントロール)」キーを押しながらマウスの左クリックを行います。