学生の共同利用パソコン(以下「共同利用PC」)は、学内ネットワークを経由して、インターネットに接続されています。ワープロ・表計算ソフトを利用してのレポート作成だけではなく、電子メール、WWWなどを利用した情報収集・情報交換を活用し、学習・研究に役立ててください。
また、就職活動においても、積極的にインターネットを活用してください。
しかしながら、学内ネットワークは全学生・教職員の共同利用設備です。利用目的を逸脱することや、他の利用者の迷惑になる行為は許されません。特に、インターネットでは、全世界の利用者に対して影響をおよぼす可能性があることにも注意して活用してください。
以下に、学内ネットワークおよび共同利用パソコンの利用上のルールを示します。このルールに反する行為をおこなった場合、学内ネットワークや共同利用PCの利用資格を失うことがあります。
- 大学の設備であることによる自明な制限、つまり学習・研究・就職活動、それらに伴う情報交換に限定されること。
- 大学との目的と合致しない使用形態については、学生個人がプロバイダーを利用すべきであること。特に、営利を目的とした利用を行わないこと。
例えば、学外のアルバイトへの勧誘や、大学の行事と無関係なチケットの販売などに使ってはいけませんが、大学のクラブへの勧誘、大学の演劇サークルや音楽クラブの発表会案内などに利用することは許容範囲内です。大学生として、アルバイトや事業を行うことは(法律に反しない限り)自由ですが(ビル・ゲイツ氏は大学1年生でマイクロソフト社を興しました)、その際に大学の施設・設備やアカウントを使用することはルール違反です。プロバイダーと契約し、そのアカウントを利用して下さい。
- 大学システムの保全のために、利用時間・データの保存に制限を受けることがある。
システムの停止については、できる限り、あらかじめ案内をメールで送信しますが、やむを得ず予告なしで停止することもあります。また、装置の故障で、利用者のファイルが消滅することもありますので、各自、予防措置をとって下さい。
このような、システム停止やファイル消滅による損害・被害に対して、大学は一切、補償はできませんので、ご了承下さい。
- 大学システムの資源(ディスクスペース、ネットワーク帯域、システムファイル・設定)への侵害、ウイルスの持ち込みetcに対しては、意図的であれ、無意識であれ、利用資格の停止などのペナルティを課されることがあります。
具体的には、以下のようなことに気をつけて下さい。
- 動画のファイルや音声のファイルは、非常に容量が大きくなります。このようなファイルをネットワークからダウンロードすると、ネットワークに負担をかけると同時に、ディスク容量を消費することになります。
- メーリングリストは、全員に同じ内容のコピーが配布され、大量のディスク容量を消費します。従って、メーリングリストへの送信内容は、公共性のあるものに限定されます。また、内容はできるだけ簡潔にしてくだい。メーリングリストへのファイル添付は、絶対に行ってはいけません。
- メールの添付ファイルを介してウイルスに感染することがあります。見ず知らずの方からの添付ファイルは、開かないのが賢明です。
- 共同利用機の個人ディスクスペースについては、ウイルスチェックを行っています。ウイルスに感染しているファイルが発見された場合、そのファイルを持ち込んだ方のアカウントを一時的に停止(共同利用PCにログオンできなく)しますので、情報館で対処法を相談して下さい。
- 他組織への侵入(クラッキング)、公開HPにおける著作権・肖像権の侵害、メーリングリスト・掲示板での名誉毀損・人権侵害に対しては、法によって処罰されることがある。
一般社会で、やっていけないことは、ネットワーク社会においても、やってはいけないことです。
- 個人情報や通信の秘密を侵害しないこと
自分を守るためにも、パスワードは安易に他人に知らせることのないようにして下さい。
- 著作権、肖像権など、他者の権利を侵害するような利用を行わないこと
ホームページや印刷物、CD などから資料として引用する際のルールに注意して下さい。また、市販CDの音楽データ(MP3)、ビデオやDVDの動画データ、市販ソフトの違法コピー等(いわゆるWarez)の交換は、告発されることがあります。ご注意下さい。
- システムの運用にかかわるファイルなどを変更しないこと。
- 許可なくソフトウェア、データをインストールしないこと。
教育・研究上必要なソフト・データのインストールは担当の教員を通して、情報館に申請して下さい。
- ファイルサーバーでの個人ディレクトリ容量の利用制限(5GByte)を越えないこと。
個人ディレクトリの容量を越えるファイルは、CD-R装置やUSBメモリーで保存し、ディレクトリを整理するようにして下さい。
インターネット利用上のモラルやエチケットについて、以下の情報を参考にしてください。