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書籍

手の大きさに適した包丁を使って料理上手になろう -子ども用包丁の開発-

鈴木 洋子(すずき ようこ)

昨今の子どもたちは刃物を手にする機会が減っているので、家庭科室にある成人用の大きな包丁を怖がる子もいます。そこで、子どもの手の大きさにふさわしく、切断時の負担が少ない包丁を作ろうと思い、十数年間に亘り研究を続けてきました。
先ず、包丁の大きさと重さと柄の太さに注目して、子ども用包丁を開発しました。次に、練習時に使用する被切断物(切る物)の大きさが技能習得に影響を及ぼすことから、練習時に使用する被切断物の大きさについて検討しました。そして、被切断物の大きさに関する研究結果を取り入れて、開発した子ども用包丁の技能習得上の効果を調べました。
本書では、その手の大きさに適した包丁の開発についてご紹介します。

発行:2015年3月31日

鈴木 洋子(すずき ようこ)

著者:鈴木 洋子(すずき ようこ)
1983年 横浜国立大学 大学院 教育学研究科 家政教育専攻修了
      (教育学修士) 博士(栄養学)
1985年 琉球大学 教育学部 助手
1988年 奈良教育大学 助教授
2001年 同教授
2019年 同退職