子宮頸がん検診受診向上のためのアンケート調査-AYA世代を中心に-
森野 ひとみ(もりの ひとみ)/家庭科教育講座
子宮頸がんは子宮がんのうち約7割程度を占め、以前は発症のピークが40~50歳代でしたが、最近は20~30歳代の若い女性に増えてきています。
最近では、「AYA(Adolescent and Young Adult)世代がん」と呼ばれる15~39歳の間に発生するがん(悪性腫瘍)が多くなってきている現状があります。しかし、日本におけるAYA世代の検診率は、わずか7%と極めて低いです。
本書では、AYA世代がどうすれば検診・受診をしに病院に行ってくれるのかをアンケート調査し、その結果を報告します。
発行:2023年3月31日
著者:森野 ひとみ(もりの ひとみ)
2010年 金沢大学大学院 自然科学研究科博士後期課程修了
(学術博士)
2017年 神戸女子大学 大学家政学部 客員研究員
2022年 同志社女子大学 生活科学部 非常勤講師
同年 奈良教育大学 特任講師