本学留学生が母語と日本語で自国の昔話の読み聞かせ会 を行いました。(2026 年 1 月 21 日) 公開日  :  2026-03-02

Nara ISC/ 国際戦略センター(@奈良教育大学)

留学生科目「日本語コミュニケーション」受講生 15 名が附属小学校 5 年生の授業に参加し 、
母語と日本語で自国の昔話の読み聞かせを行いました 。
なお、本企画と併せて、本学図書館にて「のぞいてみよう。せかいのえほん」を開催し、さ
まざまな言語で書かれた各国の絵本(国際戦略センター所蔵)を展示しました(展示期間:
202 6 年 1 月 13 日(火)~ 2 月 13 日(金)、場所:奈良教育大学図書館 入口)。
[留学生の 振り返り ]
・ 絵本の朗読には、いくつかの中国語表現を取り入れた。全文を朗読した後、どの部分で中
国語を使用したかを学生に質問したところ、学生たちはほぼ正しく答えることができ、簡単
な中国語の擬声語をそのまま口に出して言える学生も見られた。学生たちが集中して朗読
を聞いていた様子が印象的であった。また、物語に登場する王様は、九色鹿を捕まえるよう
命じた後、最終的には保護する命令を下す人物であるが、王様に対して、学生たちはそれぞ
れ意見を持っていた。ある学生は「最終的に九色鹿を守る決定をしたとしても、捕まえるの
を命じたのは王様である」 と述べ、別の学生は「王様もやむを得ず命令を出したのであり、
必ずしも悪人とは言えない」と意見を述べた。これらの発言から、学生一人ひとりが自分な
りの観点を持ち、物語について考えていることが感じられた。
・児童 たちが話を聞いて興味を持ち、楽しんで聞いてくれたことに嬉しかった。特にオノマ
トペを真似したり、物語のクライマックスで楽しんだり、絵を見て笑ったことが印象に残っ
ている。よく知らない話でもやはり絵と共に見るとより理解しやすく、楽しく聞くことがで
きたように思う。私が語った昔話は韓国の代表的な勧善懲悪物語だったが、欲張りな兄が結
局過ちを反省し、心優しい弟と仲良く暮らすことになる。この結末に、結局仲良くなって良
かったと言う 子ども もいれば、自分が弟だったら許さなかっただろうという 子ども もいた。
他にも、昔話が「めでたし、めでたし」で終わるのは他の国も同じだと言った 子ども もいて、
いろいろな反応が出てくるのがとても面白かった。

留学生が紹介した昔話

お話のタイトル(母語)

お話のタイトル(日本語)

Aždaja i carev sin

竜と王子

흥부와 놀부

フンブとノルブ

三个和尚

三人のお坊さん

小马过河

子馬の川渡り

The Paper Bag Princess

紙袋のお姫様

Pinocchio

ピノキオ

견우와 직녀

牽牛(けんぎゅう)と織女(おりひめ)

白蛇传  

白蛇伝(はくじゃでん)

九色鹿  

九色の鹿

Timun Emas

黄金のきゅうり

Nasreddin Hoca 

ナスレッディン先生

토끼와 자라 

「トキ」と「ザラ」 (意:ウサギとスッポン)

雪孩子 

雪ん子

年兽

年獣

Koirien Kalevala

犬の「カレバラ』

 

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最終更新 : 2026-03-04 15:36