留学生向け科目「日本語教育論」を受講する留学生6名が授業での学びの成果を附属中学校1年生の国際理解教育の場で披露しました。
交流活動では、日本人学生と留学生が自身の言語で谷川俊太郎作「生きる」の詩を朗読しました。関西弁や様々な地域のことばを聞く活動を通して、未知の言語がもつ音を感性で受け取ると同時に、無意識に持っている多言語への意識への気づきを共有しました。留学生からは「世界のいろいろなことばや文化はどれも平等に価値がある」「新しいことば、新しい文化を学ぶのを恐れないで」「まずは興味を持とう」というメッセージが伝えられました。その後は各組に分かれて、参加留学生の文化についてより深く紹介しました。なお、本活動の準備にあたっては「教育課程演習」受講生と各国の国際理解教育に関する情報交換を行いました。また交流当日は同学生が参観し、中学校での国際理解教育の現場を知るよい機会となりました。