2018/11/2 教員研修留学生が山添中学校の「国際理解」の活動に参加しました。 公開日  :  2018-11-02

Nara ISC/ 国際戦略センター(@奈良教育大学)

教員研修留学生が山添中学校の「国際理解」の活動に参加しました。(2018年11月2日)

 今年4月から本学で研修を行っている教員研修留学生4名が、本学と連携協力に関する協定を結んでいる山添村の山添中学校で交流を行いました。
  交流活動では、2年生、3年生のクラスに入り、自身の専門教科と関連づけた国紹介を行いました。たとえば、小学校教員のキムイエリさん(韓国)は韓国の小学校でも社会や図工の時間で行う韓国の伝統的なパッチワーク「조각보(JoGakBo)」の歴史的な背景を説明したあと、折り紙を使って조각보のデザインを体験するワークショップを行いました。また、ブラジルで文学とポルトガル語を教えているブエノデ・メロ・セランオ・ダニエルさんは、ブラジルの学校でも教えられる民話「ノラト・ヘビ」を紹介し、生徒と一緒に教訓や日本の民話について話し合いました。
  最初は恥ずかしがっていた生徒たちも、活動が進むにつれてどんどん積極的になり、新しい文化に触れる楽しさを体験できたようです。
  本交流の計画、実施にあたりましては山添村の関係者のみなさまにご協力いただきました。どうもありがとうございました。

 

<ブエノデ・メロ・セランオ・ダニエルさんの振り返り>
 日本の学校で教えるのは3回目の経験でしたが、以前よりうまくできて満足しています。プログラムはとてもよくオーガナイズされていてよかったです。でももう少し自由に生徒たちとやりとりできる時間があるとよかったです。

<嶋田智沙恵さん(数学教育専修中等教育履修分野 1回生)の振り返り>
 最近、日本語教育に興味を持ち始めたので留学生の授業に参加したいと思い、この活動に申し込みました。マラウィの数学教員、コンジェさんから授業の話を聞いて、数学は世界の共通言語だと、改めてその面白さを認識しました。また参加したいです。


カテゴリ   :   活動レポート
最終更新 : 2022-02-24 14:31