大学院科目「日本語教育学特講」受講の留学生5名が、附属幼稚園で5歳児と交流を行いました。「日本語教育学特講」では今学期、外国語教育としての日本語教育の中で
文化」をどのように扱うかをテーマに授業を進めています。その一環として、園児にとって「外国語」「外国文化」である留学生の母語・文化を紹介する活動を行うことにしました。
附属幼稚園の先生方に助言をいただきながら、各留学生がことばと文化を紹介する活動を計画しました。
交流会当日は、中国語のオノマトペを日本語と比較しながら紹介したり、「幸せなら手をたたこう」の歌を歌いながら中国語で体の部分を覚えるといった活動を通して、対象者にあわせて、「何を」教えるかだけでなく、「どのように」教えるかという点にも注意する必要があるということを体験的に学ぶことができました。
ご協力いただいた先生方、園児のみなさん、本当にありがとうございました。
【参加した留学生の感想】 修士課程 社会科教育専修 リン ブンケンさん 今回の活動について、私は幼稚園の子供たちに色々な綾取りを作って見せて、簡単な4つの中国語を何度も繰り返して教えました。子供の記憶力が良いと感じましたが、途中で、子供たちは勉強になかなか集中できないので、幼稚園の先生たちはサポートに入ってもらいました。本当に感謝です。 それと、中国にいるまでは、幼稚園の子供たちと一緒に遊びながら勉強する経験がすくなかったですが、今回の活動で、「日本は遊びながら学ぶ、中国は学びながら遊ぶ」と感じました。色々な勉強になりました、ありがとうございました。 |
【参観した学生の感想】 教育発達専攻心理学専修3回生 松﨑 貴子さん 日本語にはない中国語の音の珍しさに触れて、留学生のみなさんに教えてもらったあいさつを子供達が楽しそうに何度も言っていたのが印象的でした。また機会があれば参加させて頂きたいです。 |