2021/11/9「日本語コミュニケーション」受講の留学生と「教育課程演習」受講の学生が合同授業を行いました。 公開日  :  2021-11-09

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「日本語コミュニケーション」受講の留学生と「教育課程演習」受講の学生が合同授業を行いました(2021年11月9日)

2021年11月9日「日本語コミュニケーション」8名(担当教員:和泉元千春)と「教育課程特講」17名(担当教員:橋崎頼子)が合同授業を行い、それぞれの文化に対するステレオタイプや偏見についてディスカッションしました。

参加した留学生のコメント
BREUSSIN FLEURさん(リヨン第三大学 日本語日本文化研修留学生)
合同授業では、色々な話題について話しました。先ずはフランスとリヨンのことについて会話しました。
外国にフランスのイメージは非常に面白いだと思います。一般的に、外国人に「フランスについて何が知っていますか」と質問するとき、「パリとモンサンミッシェル以外あまり何も知らない」と言う答えしか出てきません。実は、パリはフランスの人々から嫌われています。パリに住んでいる人の中でもそのような考えを持っている人がたくさんいます。
ステレオタイプによって、パリは綺麗で、おしゃれな人が多くて、本当に快い場所です。実は、パリが非常に汚い都市です。市民が失礼で、地下鉄にはいつもひどい匂いがします。
フランスでは「パリはフランスの都市ではない」とよく言われています。フランス人はフランスで旅行したいとき、パリより山や海に行きます。日本人学生はこの話が本当にびっくりしたと言いました。
その後、日本について話し続けました。非常に面白かった点は、方言のことだと思います。日本人学生は奈良出身と沖縄出身だったので、特に関西弁と沖縄弁について話しました。
沖縄弁は他の言語のようだと聞きました。フランスにも地域の言語がありますが、全然方言として見なしません。似たような言葉がなくて、文法や発音も違うから古い地域の言語だと言われます。本当の方言はやはりないのだと思います。
ある言葉が地域に対して変わったり、別のアクセントもあったりしますが、非常に稀です。方言は文化的に豊かなものだと思います。関西弁について、大阪弁、京都弁と奈良弁について話しました。大阪弁はきつめな表現が多いと言われており、少し驚きました。
また、田舎の人々の優しさやお寺と神社のことについても話しました。日本人学生はとても優しくて、本当に楽しかったと思います。

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最終更新 : 2022-02-25 10:44