「教師のための多様性理解シリーズ ミニレクチャー 「使ってみよう!やさしい日本語」」を開催しました(2023年8月24日) 公開日  :  2023-08-30

Nara ISC/ 国際戦略センター(@奈良教育大学)

「教師のための多様性理解シリーズ ミニレクチャー 
「使ってみよう!やさしい日本語」」を開催しました(2023年8月24日)

2023年8月24日16時30分から、「教師のための多様性理解シリーズ ミニレクチャー 「使ってみよう!やさしい日本語」」をハイブリッド(対面、オンライン)にて開催し、「教職実践演習」受講者、および学外の教育関係者を含む計84名が参加しました。

本講座では、2023年4月より本学国際戦略センター特任講師として着任された阪上彩子先生に「やさしい日本語」の理念的背景や使用ポイントについてワークショップ形式でお話しいただきました。

【参加者の感想】

やさしい日本語を考えるのが意外と難しかった。長い文章を防ぐために一文を短くしようとすると、〜で、や、〜なので、が使えないので接続詞がなくなって箇条書きの文章のようになるなと感じました。
変に感じないやさしい日本語を使えるようになりたいです。

○今回の講義を受けて、やさしい日本語の大切さをとても実感することができました。私は小学校の先生を目指していますが、外国にルーツを持つ方たちだけでなく、小学生の子どもたちに話す際にも、やさしい日本語を心がけることがとても大切だと感じました。
日頃から、文を短く切ってわかりやすい単語に変えて話すことを心がけたいと思いました。やさしい日本語を使うことで、情報が理解しやすくなり、みんなが気持ち良く過ごせる社会にしていきたいと思いました。ありがとうございました!

○やさしい日本語は内容やその生まれについては知っていましたが、今後留学生や外国にルーツを持つ生徒の保護者さんとも関わる機会が増えていくであろうことを考え、自分も使えるようになっていると説明時の言語選択の幅が広がると考え受講しました。
はじめはやさしくするだけなら簡単では?と思っていたことも実際にやさしい日本語に直してみる過程で「この単語は難しすぎる」「この表現は曖昧すぎる」といったように曖昧さと難しさを両方ともをすっきり解決させられるような日本語づくりに苦戦しました。
先生や他の学生の変換も聞き、なるほどと感心させられることも多く苦戦しながらもコツをつかむ第一歩を踏み出せたように感じています。

 

なお、本講座は、奈良県教育委員会ならびに奈良市教育委員会の後援をいただいて開催されました。

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カテゴリ   :   活動レポート
最終更新 : 2023-09-05 10:18