国際戦略センター主催「教師のための多様性理解シリーズ ミニレクチャー 「使ってみよう!やさしい日本語」」をハイブリッド(対面、オンライン)にて開催し「教職実践演習」受講者、および学外の教育関係者を含む計45名が参加しました。
本講座では、「やさしい日本語」とは何かを、出入国在留管理庁と文化庁が作成した「在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン」に沿ってクイズ形式で紹介しました。日本における在留外国人の状況や外国人にとっての日本語の難しさなども話しました。
それを踏まえ、ポスターで使われている日本語や小学校で起こりうる外国人保護者とのやりとりを「やさしい日本語」にする活動を行いました。
○やさしい日本語というものを知らなかったのでとても勉強になりました。
普段当たり前に使っている日本語が外国人の方にとってとても分かりにくいものなのだと感じました。
また、やさしい日本語はどこでも使っていい訳ではなく、相手の方がどの程度日本のを喋ることができるのかによって変えていく必要があると知りました。
難しい文章をやさしい日本語に変えるワークは意外と難しいのだと感じました。本日はありがとうございました。
○「やさしい日本語」という言葉は耳にしたことがありましたが、実際に変換する作業をすることで、より深く学べたことが多かったと思います。
「やさしい日本語」と聞いて、なんとなく「丁寧な」というイメージを持っていたのですが、それよりも、的確さ、明瞭さが必要になってくるように感じました。1文を短くするであったり、語尾をはっきりする、ということは外国の方と接する以外でも活かせる部分はあると思いますので、今後も注意して自分の言葉を鑑みていきたいと思いました。ありがとうございました。
なお、本講座は、奈良県教育委員会ならびに奈良市教育委員会の後援をいただいて開催されました。