2025年8月27日(水)13時より、奈良教育大学ISC主催「教師のための多様性理解ミニレクチャーシリーズ」の一環として、「使ってみよう!やさしい日本語」と題したセミナーを教室とオンラインで開催しました。「教職実践演習」受講者、および学外の教育関係者を含む 約30名の参加がありました。
講師は本学特任講師の阪上彩子氏で、やさしい日本語の背景や定義、そして教育現場での活用方法について、実例を交えながら分かりやすく解説されました。
セミナーでは、災害時に情報が届かず困難を経験した外国人住民の事例を紹介し、やさしい日本語が生まれた背景を学びました。また、日常的な場面でも「貼り紙」や「保護者へのお知らせ」などを、どのようにやさしい日本語に書き換えるかを実践的に学びました。参加者からは多くの前向きな感想が寄せられました。以下に一部をご紹介します。
今後もNara-ISCでは、多様性理解を深めるためのセミナーを継続して開催してまいります。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
なお、本講座は、奈良県教育委員会ならびに奈良市教育委員会の後援をいただいて開催されました。