教員研修留学生として本学で研修を受けた、韓国・慶尚北道の玉谷初等学校の教員、キム・ジソプさんから帰国後の活躍の様子が届きました。
帰国後、昨年4月からは日本に発つ前に勤務した玉谷小学校に戻って6年生の担任教師として働きました。今年も同じ小学校で3年生の担任教師として勤務しています。
小学校教師としての仕事の様子は、日本と韓国、大きく違わないです。しかし、6年連続して6年生の担任教師だった私に、初めて経験する3年生の担任教師としての生活はとても大変です。恥ずかしいですけど、6年生と3年生のギャップを克服することがなかなか難しくて非常に苦戦しています。
帰国後、小学校6年生の社会科の授業は奈教大で学んだ知識と経験を授業の資料に使うことができる非常に良い機会でした。社会科の教科書の中、韓国と近いいろいろな国の地理と文化について学ぶ時間には私が見たり聞いたりした日本の小学生たちの学校生活、日本の自然環境と文化を話と写真、そして動画で伝えることができました。後日、児童の父母たちと児童たちに「先生の日本での経験を共有する時間がとても楽しかった。」、「先生が授業時間に聞かせてくれた日本という国を夏休みに家族と旅行することができて幸せだった。」などの良い評価を聞くことができました。
たった一度だけの人生で、世界の様々な人たちとともに新たな文化を接して、知識を学びながら研究する経験をすることができたのは本当に幸運だと思います。1年半の間、奈教大での経験は、私が教師としてより成長して発展するきっかけになりました。皆さんももし他の国を旅行できる機会、他の国で勉強できる機会が来たらぜひ一度挑戦してみることをおすすめします。私が奈教大で研究して生活している間、私を惜しみなく支援してくれた皆さんにもう一度感謝いたします。