高岸 南海さん 公開日  :  2023-10-20

Nara ISC/ 国際戦略センター(@奈良教育大学)

帰国報告

留学をしようと思ったきっかけは何ですか。また派遣国(協定大学)を選んだ理由は何ですか。

K‐POP や韓国の文化に興味を持っており、韓国語をもっと勉強したいという思いと韓国に行ってみたいという思いを漠然と持っていました。長期の留学に行くと大学の授業に支障が出るので抵抗がありましたが、夏季休業中の10 日間だけだったので、大学からの案内がきて参加することに決めました。

留学までのプロセスを教えてください。(準備を始めた時期や準備した事など)

現地での宿泊先や食事場所、軽食などを運営の先生方が用意してくださるので、各自で予約しなければいけないことや準備しなければならないものはほとんどありませんでした。飛行機のみ、自分で予約する必要がありましたが、おかげで留学期間の前後に滞在を延長することも可能でした。飛行機の予約のタイミングの目安、おすすめの便、現地での持ち物などは運営の先生がグループラインで頻繁に詳しい情報を送ってくださり、分からないことはラインで聞くとすぐに返信してくださったので、困ることなくスムーズに準備を進めることができました。

 

滞在方法を教えてください。

全9泊のうち8 泊は公州大学の寮でした。部屋は2 人1部屋でした。授業を受ける建物が隣にあり、無料で洗濯機と乾燥機も使えるのでとても便利でした。9 泊目はコリアナホテルに泊まりました。ソウルの中心にあるとても豪華なホテルでした。

 

現地での授業時間割を教えてください。

授業があるのは、全10 日間のうち3日間でした。午前中の授業は9時から12 時で、午後の授業は13 時から16 時まででした。また、私は参加していないのですが、TOPIC の3 級以上を取得している学生は授業がある3日間に加えて1日の計4 日間、16 時30 分から17 時40 分まで特講がありました。

ある一日のタイムテーブルを教えてください。

時間

内容

7:00

 起床、身支度

8:00

食堂にて朝食

9:00~12:00 

授業

12:00

食堂にて昼食

13:00~16:00

授業

16:00~18:00

自由時間(宿題や復習、スーパーでの買い物)

(16:30~17:40)

 (TOPIC3 級以上の学生の特講)

18:00

夕食

20:00

チキン・ピザ会、復習会

 

留学を終えて自分自身で変化したことを教えてください。

授業は韓国人の先生によるオール韓国語の授業なので、韓国人の発音を直接聞くことができ、聴き取りや発音の練習になりました。先生はジェスチャーや例文を使って分かりやすく伝えてくださるのですが、それでもオール韓国語での授業を理解できることで大きな自信に繋がりました。また、自由に買い物をしたり観光したりする機会が多く現地の方と直接コミュニケーションをとる必要があったので、自分の韓国語のレベルがまだまだ低いことを実感して、現地の人と自由にコミュニケーションをとれるようになりたいという明確な目標ができました。参加者の中には、すでに1 年間の韓国留学を経験している人がいて、様々な場面で通訳をしてくれていました。そのような参加者がいたことで刺激を受けることができ、また、留学の体験談を聞くこともできたので、今後の韓国語学習を見通すことができたような気がしました。

 

帰国後の展望を教えてください。

現地でコミュニケーションをとれるレベルまで学習したいという目標ができたので、帰国してから韓国語の勉強への意欲が高まりました。また、ネイティブの発音を聞くこと、ネイティブに自分の発音を聞いてもらうことは日本にいるとなかなか経験できませんが、言語学習の上ではとても重要なことだと感じました。これを受けて、帰国後に韓国語教室に通い始めました。韓国語能力を上げ、また留学に行きたいと思っています。

 

留学にかかった費用

派遣先大学名:公州大学校
派遣期間:2023 年8 月20 日~2023 年8 月29 日

留学期間中にかかった費用総額

費用総額:約 25 万円(内参加費18 万円)

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カテゴリ   :   公州大学校 , 海外の協定大学 , 留学体験記
最終更新 : 2023-10-20 16:56