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【情報教育部門】お知らせ・イベント

 
2022/11/8

情報教育・ICT活用セミナー「情報活用能力の育成とICT活用の実際」

情報センター・情報教育部門では,
情報教育・ICT活用の実際のところを近隣自治体で実践・推進されている
方々を講師としてお招きし、以下のようなセミナーを開催いたします。

本セミナーは、全学生を対象としたものですが、学部授業「教職実践演習」カテゴリC 実践講演会等にも該当します。
今年度は、以下の3件を実施します。

◇ 11/25 16:35-18:05 

「尼崎市におけるGIGAスクールの実践を中心とした講演」

             尼崎市立教育総合センター 学校ICT推進課 米田 浩 先生

◇ 12/2 16:35-18:05 

「枚方市におけるGIGAスクールの実践を中心とした講演」

            元枚方市教育委員会 野村 明央 先生

◇ 12/9 16:35-18:05 

「三重県度会町におけるGIGAスクールの実践を中心とした講演」

            三重県度会町教育委員会 教育長 中村 武弘 先生

 

当日は、グループワーク等を含むことがありますので、必ず発話できる環境で参加してください。
参加希望者は、以下のURLにアクセスし、登録してください。

https://forms.office.com/r/3XA2MHPYjQ

申込者に対して、当日お昼までに、zoomの参加URLを送信します。
なお、申込の有無にかかわらず、録画の公開は予定しておりません。

都合が悪くなった場合などで欠席される場合は、連絡不要です。
また、参加希望日を変更する場合は、上記URLから再度申し込みをしてください。

 

問合せ先:情報センター 情報教育部門  古田壮宏  ict_staff

 

2021/12/09

12/24 14:50- :情報教育セミナー:GIGAスクールの実際

次世代教員養成センター・情報教育部門では,

以下のセミナーを開催いたします.
(教職実践演習 ステージ3に対応していますが,どなたでも参加できます)

2021/12/24 14:50 - 16:20

「情報教育セミナー:GIGAスクールの実際」

zoomによるオンライン開催


14:50 - 15:30 奈良県川西町のGIGAスクールの実際

        川西小学校 大野 黛璃 先生

15:30 - 16:10 大阪府枚方市のGIGAスクールの実際

     枚方市教育委員会 野村 明央 先生

16:10 - 16:20 質疑応答

今回は、大阪府枚方市、奈良県川西町という2つの自治体から講師をお招きし、
ロイロノートの活用も含めた「GIGAスクールの実際」をご講演いただきます。

昨年度,すべての小中学校には,1人1台のタブレット・PCや無線LAN環境が整備されました.
その整備状況・活用状況などはさまざまです.

学生の皆様も,1人1台の環境を児童生徒側としても経験していない状態で、
なんか入っているらしい?という状況の人も多いかと思います.

 

そこで,情報教育部門では,いろいろな地域の現場にかかわっておられる先生方を講師にお招きし,
その実態を講演いただいています.

これから教育実習の方々や来年度から教師として働く方々など,
多くの学生のみなさんに参加いただき,

いろいろな地域の様子を知ってもらう機会となれば幸いです.

枚方市についてはあらかじめ以下を参照しておいてください.
枚方×ドコモ ICT教育

参加申し込み:以下のURLにアクセスし,申し込みを行ってください.
参加申し込みはこちら 申し込みは終了いたしました。ありがとうございました。

 

なお,録画の公開は予定しておりません.

みなさんのご参加をお待ちしております.

問合せ先: takef(次世代教員養成センター・古田)

2021/10/26

11/26 14:50 - : 情報教育セミナー:GIGAスクールの実際

次世代教員養成センター・情報教育部門では,

以下のセミナーを開催いたします.
(教職実践演習 ステージ3に対応しています)

 

2021/11/26  14:50 - 16:20

「情報教育セミナー:GIGAスクールの実際」

zoomによるオンライン開催

 

14:50 - 15:30 尼崎市を中心としたGIGAスクールの実際

              尼崎市教育委員会 米田 浩 先生

15:30 - 16:10 度会町を中心としたGIGAスクールの実際

              度会町教育委員会 中村 武弘 先生

16:10 - 16:20 質疑応答

 

昨年度,すべての小中学校には,1人1台のタブレット・PCや無線LAN環境が整備されました.

その整備状況・活用状況などはさまざまです.

学生の皆様も,1人1台の環境を児童生徒側としても経験していない状態で、

なんか入っているらしい?という状況の人も多いかと思います.

 

そこで,このセミナーでは,中小規模の2つの自治体から講師をお招きし,その実態をご講演いただきます.

これから教育実習の方々や来年度から教師として働く方々など,多くの学生のみなさんに参加いただき,

いろいろな地域の様子を知ってもらう機会となれば幸いです.

 

参加申し込み:以下のURLにアクセスし,申し込みを行ってください.

申し込みは終了しました.ありがとうございました

なお,録画の公開は予定しておりません.

 

みなさんのご参加をお待ちしております.

 

問合せ先: takef (次世代教員養成センター・古田)

2019/12/25

プログラミングに挑戦(現職教員のための公開講座)

五條市教育委員会の協力を得て本学が五條市牧野公民館で開催している「現職教員のための公開講座」の1つとして、「プログラミングに挑戦」(12月25日開催)と題した研修を担当しました。研修では、学校現場で利用されているプログラミング環境や教材を紹介して実際に体験する演習を通じて授業上での扱い方等についてディスカッションするとともに、新学習指導要領において、学習の基盤と位置づいた力とこれらのICT活用の関係性について事例を交えて紹介しました。受講者からは、「体験活動を通してわかりやすく、丁寧に説明して頂けたので次回があればまた参加したいです」「来年度から本格的に始まるプログラミング教育をどのようにして教育課程の中で実践していけばよいか、考えるきっかけを頂きました。」などの感想を頂きました。

2019/11/28

校内研修(11/28 西吉野小)

1年生と6年生で、プログラミング的思考に関する授業研究と、その後の協議に参加しました。
西吉野小の取り組み
それぞれ、担任の先生とICT支援員とで協力しながらの実践されており、児童がペアで協力
したり協議したりしながら、試行錯誤して課題解決していく展開でした。
児童の活動を支える、人の自分の考えを伝える、や、どうやって解決にせまるかという考え方を持つ、などと、部品の順番や画面で指示した順番に命令に処理されて動作することの理解をおさえる、など丁寧に取り組まれた実践でした。

授業後の協議では、各学年で取り組んできた際の悩みや、今後に向けて、ご一緒に考えていきました。

2019/11/27

11/26 教員向けインターネット安全研修を実施しました

2019/11/26 16:20-17:50 にて、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)講師 大笹いづみ様を迎え、27名の参加者で、「教員向けインターネット安全研修」を実施致しました。

研修は、昨今の子どもを取り巻くネット事情の状況について、各種統計データを示して頂きながら、これから数年で起こりうる状況を考えていくワークショップと、IPAがこれまで開発・普及してきた情報セキュリティ啓発の映像素材を紹介しながら、学校現場で活用しやすいように作成された提示資料の試行版を用いた模擬授業を中心に実施頂きました。
最後には、IPAが毎年開催されている「ひろげよう情報モラル・セキュリティコンクール」の標語を参考に、グループで話し合いながら一人1つずつの標語を考え、他のグループへ紹介したり全体で交流する活動を実施して締めくくられました。

IPAとしては、今回と同様な各都道府県での研修実施によるフィードバックを受けて、近く、正式版の教材データが公開されるそうです。
https://www.ipa.go.jp/security/keihatsu/material.html

2019/11/20

校内研修(11/20 やまぞえ小)

10月24日開催の奈良県小学校家庭科教育研究大会・山添村教育研究会 研究大会での公開授業を、やまぞえ小学校がめざす「きき合い、学び合う子どもの育成」の充実にむけて振り返りました。
先生方が、情報活用の見本・手本となるICT活用を取り入れるとともに、教科のねらいの達成と、児童の情報活用能力育成を意識頂いた授業を実施なされておられました。

昨年度、学習の基盤となる情報活用能力を、「あつめる」「まとめる」「つたえる」の3つ視点からに体系表を整理しました。
本年度は、「振り返る・いかす」という視点も加えて取り組んでこられましたので、「きき合い、学び合う」の目指す児童像と、体系表をリンクして頂き、年度末に向けて各学年が充実した取り組みになるように、皆さんと一緒に考える研修でした。

2019/10/28

11/26 公開講座(教員向けインターネット安全研修)

情報教育部門では、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が開催されておられる「教育関係者向けインターネット安全教室」をお受けした研修を企画致しました。
奮ってご参加ください。

教員向けインターネット安全研修(IPA) (7.5MB)

2019/08/26

本学学生がプログラミング講習会をしました

■ 2019年8月19日 9:00 - 11:30

山添村教育委員会による放課後子ども教室(てんまる学習塾)にて,

小学生9名を対象に,本学学生2名が車型ロボットmbotを使ったプログラミング体験会を実施しました.

 

■ 2019年8月23日,

月ヶ瀬小中学校にて,小学生対象(9:50 - 11:50,6名),中学生対象(13:00 - 14:00,7名)に,

本学学生3名が車型ロボットmbotを使ったプログラミング体験会を実施しました.

月ヶ瀬小中学校HPでの活動紹介

 

当日の概要は以下の通りです.

  1. 操作方法およびブロック形のプログラムの作成方法を説明
  2. 簡単な問題(全24問)を実現するプログラムを作成
  3. 教室に作成したコースを通り抜けるようプログラム作成

に挑戦しました.

 

日本語の文章で記述された問題を達成するプログラムを作るために,文章の意味を理解し,対応するプログラムのブロックを選んだり,それらのブロックの順序を考えたりし,実際に動かしてみて,文章を読み直して,修正する,などの試行錯誤しながら,熱心に取り組んでくれました.

また,友達同士で相談し,教えあったりする様子も見られました.

 

やまぞえ小学校にて
   
月ヶ瀬小中学校にて
2019/07/22

教員研修(西吉野小)

「プログラミング的思考力の育成とは」というテーマで、五條市立西吉野小学校の教員研修を実施致しました。
次期学習指導要領や、手引きなどで案内されている内容を元に、実践事例などを紹介した後、実際に画面上内だけで体験したり、車を制御したりという活動を通じて、指導時の留意点や、日々の活動でプログラミング的思考を育成する活動などについて考え、これからの取り組み方について深まる研修となりました。

2019/04/15

プログラミング教育関連ebook発行のお知らせ

次世代教員養成センター情報教育部門 伊藤剛和教授によるebook
「情報教育からみたプログラミング教育 -情報活用能力の育成からみて-」(奈良教育大学出版会)が
平成31年3月31日に発行されました.

奈良教育大学出版会ホームページから無料で閲覧できますので,ぜひご覧ください.

2018/11/21

情報活用能力体系図づくり(やまぞえ小)

一年間の研究授業で検討頂いたことの総まとめとして、低中高のそれぞれの学年団で、児童に育成していきたい「情報活用能力」の整理活動に様子です。
ICTスキルというわかりやすい部分とは別に、学習の基盤として、「あつめる」「まとめる」「つたえる」の3つ視点から情報活用能力を高めていく活動や、高めた力を活かして、より充実した学びを深めていく活動を意識してきた成果の一つだと思います。
来年度は、児童の実態にあわせて、より一層の取り組みを目指されるお手伝いができればと願っています。

2018/06/25

2018/8/4, 11/3 公開講座(プログラミング&3Dプリンタ)を実施します

情報教育部門では,今年度も、小学生高学年および中学生を対象に、
8/4(土),11/3(土)の2日間,

  • 3Dプリンタでキーホルダーや立体パズルを作ろう
  • ロボットを動かすプログラムを作ってみよう

それぞれの日に2つの公開講座を実施します.
(8/4と11/3はほぼ同じ内容です)

昨年度とは内容を代えて実施しますので
是非ご参加ください.

詳細はこちら (15.6MB)

2018/03/30

研修テキストのパンフレットを作成しました.

情報教育部門では,これまでにICT活用指導力を持った教員の養成・研修を支援するために,「教員養成・研修テキスト(情報教育)―ICT活用指導力UPのためのハンドブック―」を開発してきました.今回,その概要紹介として,新しくパンフレットを作成しました.

子どもたちの情報活用能力の育成のために「あつめる」「まとめる」「伝える」「活かす(振り返る)」という分類で活用例の一部を紹介しております.また,先生の情報・ICT活用なども紹介しています.

パンフレットはこちら (5.8MB)(A3表裏印刷,2つ折りを想定)

ご一読いただき,興味を持っていただけたら,より詳しくはハンドブックを是非ご覧ください.

2017/07/04

(学内)3Dプリンタ講習会のお知らせ

3Dプリンタ講習会のご案内

学生のみなさま:

 

最近,3DプリンタというのがTV等で,

話題になっているのをご存じでしょうか?

3Dプリンタを利用することで,

比較的簡単に立体物を作成することができ,

学校現場でも様々な場面での活用が期待されています.

 

本学にも3Dプリンタがありますので,

それらを紹介するとともに,

PC上でそのデータを作る体験をしてもらう機会をもちたいと思います.

下の写真は昨年度の講習会参加者の作成物です.

 

実際に簡単なデータ(小さなネームプレートなど)を PC上で自分で作成し,それを3Dプリンタに出力する という一連の体験をしていただけます.
なお,基本的なパソコン操作ができれば予備知識は不要です.


また、昨年度参加した人でより高度なもの・教材を作りたいという方で、相談したいという方の参加も歓迎します.

興味のある方は以下の通り実施しますので,

是非ご参加ください.

 

日時1: 7/19 (水) 12:15 - 13:00

日時2: 7/20 (木) 12:15 - 13:00

日時3: 7/21 (金) 12:15 - 13:00

日時4: 7/24 (月) 12:15 - 13:00

(できあがったものの受け取りは次の週以降を予定)

# 1回で完成しない方は複数回参加してください.自宅で作業も可能です.途中退出可

 

場所: 情報館 2F 2B教室

参加費:無料

 

事前準備のため,参加される方は以下のページから申し込みください.

申し込みは終了いたしました。ありがとうございました。

 

教職員の方もOKです.上記URLから同じようにお申し込みください.

なお、作成の代行はしておりません.出力するのはあくまで自分で作成したもののみになります.ご了承ください.

2017/06/15

平成29年度公開講座のご案内(3Dプリンタ、プログラミング、情報モラル)

本年度も情報教育部門では以下のような公開講座を開講します.

こども対象:3Dプリンタで自分の部屋の表札を作ろう
こども対象:ロボットを動かすプログラムを作ってみよう
保護者対象:こどもにケータイ・スマホを持たせる前に考えておきたいこと

詳細はこちら (8.4MB)
夏休みのひとときを大学で過ごしてみませんか?
みなさまのご参加をお待ちしております.

2016/10/13

(学内向け)3Dプリンタ講習会:なっきょん(のあたま)を作ろう

情報教育部門では以下の学内の方を対象に以下の講習会を実施します.興味のある方は是非ご参加ください.

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6月に3Dプリンタ講習会で,ネームプレートを作成してもらい,

3Dプリンタでのもの作り体験をしてもらいました.

今回は,3Dプリンタでものを作る体験を少し発展させて,

 なっきょん(のあたま)(非公式)

の作成をしてみたいと思います.
下の写真は昨年度の講習会参加者の作成物です.

 

実際に,なっきょん(のあたま)のデータの作成をしながら,

「3Dデータモデリングの技術の基礎」を学んでもらい,

学校現場での活用アイデアを考えてもらいたいと思います.

また,テーマとしてなっきょん(のあたま)を設定しておりますが,

学校現場での活用を模索するものでしたら,

参加者自身の作ってみたいものでもかまいません.

ただし,予算の都合上大きさは限定します.

 

なお,基本的なパソコン操作ができれば予備知識は不要です.

また,前回の講習会に参加していなくてもかまいません.

学生以外の教職員のみなさまの参加も歓迎します.

 

興味のある方は以下の通り実施しますので,

是非ご参加ください.

毎回,概要説明後は個別に対応しますので,

どの日に参加してもかまいません.

1回で終わらないと思いますので複数回参加してもらえるといいと思います.

(インターネットにつながるPCがあれば自宅でも続きができます)

 

日時1: 10/26 (水)12:15 - 13:00

日時2: 10/27 (木)12:15 - 13:00

日時3: 10/28 (金)12:15 - 13:00

日時4:   11/2 (水)12:15 - 13:00

 

できあがったものは後日お土産として持ち帰っていただきます.

なお,自分で作ったデータで出力したもののみをお持ち帰りいただけます.

(他者の作ったデータでの出力はしておりません)

 

場所: 情報館 2F 演習室B

参加費:無料

 

参加人数把握のため,参加申し込みを

にある申し込みフォームから行ってください.

申し込みは終了いたしました。ありがとうございました。

 

問合せ先:次世代教員養成センター 准教授 古田

2016/10/13

公開講座(3Dプリンタ&情報モラル)を開催します.

平成28年11月3日(大学祭期間中)
以下の公開講座を予定しています.

こども対象:
・3Dプリンタで自分の部屋の表札を作ろう

保護者対象:
・こどもにケータイ・スマホを持たせる前に考えておきたいこと

詳細はこちらをご参照ください.
皆様のご参加をお待ちしています. 申し込みは終了いたしました。ありがとうございました。

2016/09/13

現職教員向け公開講座を開催します.

主に現職教員対象(院生・学部生も可)

タブレットを使った話し合い活動を体験してみよう

タブレットをどのように使えば良いか困っていませんか?
タブレット上での話し合いを体験し,模造紙との違いや効果的な利用方法・場面などを一緒に考えたいと思います.

奈良教育大学地域連携室主催の公開講座のひとつとして,
情報教育部門では「タブレットを使った話し合い活動を体験してみよう」を開催します.

  • これから新たに導入しようとしている,
  • カメラとしての利用がメインでもっと違った活用方法を模索している

といった先生方にご参加いただき,
せっかく導入されたタブレットを活かせるように,
また,今後,効果的な活用方法をご一緒に検討できるような場としたいと思います.


日時: 10月23日(日) 13:00 - 14:30
受講料:無料
定員:30名

お申し込み・お問い合わせ,そのほか全体に関わる詳細はこちらまで.

2016/08/29

県との連携事業の成果を活かした免許状更新講習を実施しました

平成28年8月21日,26日
次世代教員養成センター情報教育部門の伊藤教授と奈良県教育委員会の先生の協働での免許状更新講習が実施されました.

奈良教育大学・次世代教員養成センター・情報教育部門は,奈良県が採択された文部科学省「ICTを活用した教育推進自治体応援事業(ICTを活用した学びの推進プロジェクト)」・指導力パワーアップコースを連携して推進しています.

これまでに,ICT活用指導力向上のための研修テキストやモデル研修を利用して,形成的な評価に基づく研修の検討や実施等を進めてきましたが,今回,それらの成果の一部を利用して,奈良県教育委員会の先生と本部門の伊藤教授とが協働で免許状更新講習を実施しました.

また,昨年度次世代教員養成センター情報館では,奈良県の教員研修の拠点となることを目指して,タブレットや可動型机・椅子・WB,電子黒板,テレビ会議,無線LANを整備したアクティブラーニングとして改修しました.今回の取り組みはその施設を活用して行われました.

8月21日:デジタルコンテンツの活用

 「教員のICT活用指導力規準表(JAPET2008策定)」のうち、「教育の情報化」「情報教育」「ICTを活用した授業」について、特に、義務教育における児童生徒に育む情報活用能力と、ICT等を活用した授業手法(教材開発・提示も含む)を関連づけながら実践的な力量形成を目指した講習を実施しました。

 具体的には以下の4つの小テーマについて扱いました.


小テーマ1:「教育の情報化」と情報教育

「学校教育の情報化」に関して、どのようなねらいで取り組まれてきているのかを紹介し、これからの初等中等教育における教育の情報化の方向性について紹介しました。その中で、「情報教育」と「教科の目標達成のためのICT活用」との違いや、電子黒板や書画カメラ、デジタルカメラなどを有効に活用するための基本的な部分を取り扱いました。

 

小テーマ2:ICT活用アイデアの共有とアクティブ・ラーニング

受講者相互のディスカッションなどからICT活用のアイデアについて考えました。アクティブ・ラーニングの視点で学ぶ意義や手法についても同時に考えました。

小テーマ3:実践事例共有

児童生徒の情報活用能力を高める指導を含むICT活用の授業実践事例や、ICT活用の留意ポイントを紹介しました。

 

小テーマ4:デジタルコンテンツの活用と教材作成の実際

これからすぐに活用できそうな提示教材を各自で作成し、班ごとに模擬授業による相互評価活動を行いました。

 

8月26日:情報モラル教育の推進

「教員のICT活用指導力規準表(JAPET2008策定)」のうち、「情報モラル」を中心に扱い、学校現場と地域・家庭がどのように協力して取り組むか、教科指導に合わせて取り組む内容、ソーシャルメディア・リテラシーのような教師の日頃からの模範となる姿勢などを含め、体系的な指導の進め方を考えました。

具体的には以下の2つの小テーマについて扱いました.


小テーマ1:情報モラル教育の役割

これからの初等中等教育における教育の情報化の方向性の中で、「情報モラル」の役割や、モデルカリキュラムの紹介、家庭や地域との連携で取り組む意義、体系的な指導の必要性等について考え、演習では、ケータイに関する指導内容をワークショップ形式で検討しました。

 

小テーマ2:年間指導計画の立案に向けて

情報モラル教育・情報安全教育の実践事例を紹介するとともに、グループで年間指導計画を立案に向けた演習を行いました。

情報教育部門では,ICT活用指導力向上のための研修テキストを用いた研修などのご要望がありましたら,お気軽にict_staffまでご連絡ください.

2016/08/29

3Dプリンタと情報モラルの公開講座を開催しました

平成28年8月27日,
次世代教員養成センター情報教育部門 公開講座
「3Dプリンタで自分の部屋の表札を作ろう」 10:00 - 12:00
「こどもにケータイ・スマホを持たせる前に考えておきたいこと」 10:30 - 12:00
を情報館にて開催しました.

「3Dプリンタで自分の部屋の表札を作ろう」では,
- 3Dプリンタによる制作物を見てどのようなものをつくるかイメージ 
- 実際に3Dプリンタ本体の動いているところを見学 
- 3Dモデリングのできるwebページtinkercadの使い方の説明 
- 方眼紙に下書きの作成
- 実際にtinkercadで自分の部屋の表札を作成
という形で進められました.
いろいろな図形をうまく組み合わせた力作ができあがりました.


「こどもにケータイ・スマホを持たせる前に考えておきたいこと」
では,文科省による

保護者のための情報モラル教室 話し合っていますか?家庭のルール

を用いて家庭でのルールの現状や今後に在り方ついて検討が行いました.

同様の公開講座を学祭期間中にも実施予定です.
皆様のご参加をお待ちしています.


3Dプリンタの説明中

何をつくろうか試行錯誤中


スマホの利用実態について説明中
 
2016/08/06

プログラミングの公開講座を開催しました.

2016年8月5日,6日

次世代教員養成センター情報教育部門主催の公開講座,

アニメーションやゲームを作ってみよう!
― 「プログラミン」を使ったプログラミング体験 ―

を,8月5日 10:00 -12:00,8月6日 10:00- 12:00で本学学生とともに開催いたしました.

当日は,学生により企画・検討された内容を元に,以下のような流れで実施しました.
1.「プログラミン」の基本操作について説明
2.本学学生が考えて作成したサンプルとワークシートを元に,
   こどもたちが自分でつくりたいものについて考え
   絵コンテ(ゲームもしくはアニメーション)で表現
3.作成した絵コンテに基いて,プログラミンで実装
4.作成したプログラムを公開・共有するとともに,
   - プログラムのタイトル
   - プログラムの説明
   - 工夫したところ・頑張ったところ
   - さらにつくってみたいもの
  について文章で表現し,振り返りを行いました.
また,保護者の方もこどもたちと一緒に考えていただきました.

参加したこどもたちは,
- 障害物に当たったら隠すところ
- キーボードの矢印で動かすところ
- クリア・失敗の判定をするところ
- 2つのものの動きを合わせるところ
などを工夫・頑張ったと書いてくれました.

長い夏休みのわずか2時間ですが,
- 考えたことを言語化する国語
- ものを動かすための「速さ」や論理的な手順を考える算数・数学
- (コンピュータ上と紙上で)絵を描く図工
など学校で習っているいろいろな教科で身につけたちからを活かして
創意工夫のあるプログラムを作ってくれました.

 
基本操作を理解する
 
つくりたいものの絵コンテを考える
 
つくりたいものの絵コンテを考える
 
絵コンテを元にプログラムを作成中
2016/07/08

こども向け・保護者向け公開講座を開催します.

次世代教員養成センター・情報教育部門では,

以下の公開講座を予定しています.

こども対象:
・アニメーションやゲームを作ってみよう(「プログラミン」を使ったプログラミング体験)

・3Dプリンタで自分の部屋の表札を作ろう

保護者対象:

・こどもにケータイ・スマホを持たせる前に考えておきたいこと

詳細はこちらをご参照ください.
皆様のご参加をお待ちしています. 申し込みは終了いたしました。ありがとうございました。

2016/05/19

3Dプリンタ講習会 2016.06

学生のみなさま:

3Dプリンタ講習会を開催します.
事前準備のため,参加される方はこちらの申し込みフォームから申し込みください.

申し込みは終了いたしました。ありがとうございました。


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最近,3DプリンタというのがTV等で,

話題になっているのをご存じでしょうか?

3Dプリンタを利用することで,

比較的簡単に立体物を作成することができ,

学校現場でも様々な場面での活用が期待されています.

 

今回は,本学にも3Dプリンタがありますので,
それらを紹介するとともに,
PC上でそのデータを作る体験をしてもらう機会をもちたいと思います.

実際に簡単なデータ(小さなネームプレート)を

PC上で自分で作成し,それを3Dプリンタに出力する

という一連の体験をしていただきます.

昨年度の様子はこちら

なお,基本的なパソコン操作ができれば予備知識は不要です.

また,昨年度と同じ内容です.
昨年度参加いただいた方もご参加いただけますが,
より高度なものを後日開催予定です.

興味のある方は以下の通り実施しますので,

是非ご参加ください.

 

日時1: 6/1 (水) 12:30 - 14:00

日時2: 6/8 (水) 12:30 - 14:00

(できあがったものの受け取りは次の日以降を予定)

# 2回とも同じ内容です.

 

場所: 情報館 2F 2A教室

参加費:無料

2016/03/03

第3回京阪奈三教育大学推進事業フォーラムで情報教育部門の活動報告

2016/3/3 14:00 - 17:25 @奈良教育大学 大講義室
第3回京阪奈三教育大学推進事業フォーラムが開催され,情報教育部門の活動を古田准教授が報告しました.

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京阪奈三教育大学(京都教育大学・大阪教育大学・奈良教育大学)における連携推進事業
「学び続ける教員のための教員養成・教員研修高度化事業」
の中間報告として,
第3回京阪奈三教育大学推進事業フォーラムが奈良教育大学大講義室にて開催されました.
フォーラムでは,
奈良教育大学 加藤久雄学長による開会挨拶のち,
文部科学省 高等教育局国立大学法人支援課 吉田光成企画官による
基調講演「」
が行われました.
ひきつづいて,奈良教育大学宮下副学長により
事業全体の概要説明が行われた後,
以下の6つの事業の現況報告が行われました.

  • 現職教員のための修士レベル対応学修プログラムの共同開発
  • 双方向遠隔授業を取り入れた教育課程の連携
  • 『教員のICT活用指導力向上』のためのICT支援員養成・ICT活用サポート研修の共同実施
  • 博士人材向け教員能力開発プログラムの共同実施
  • 博士養成モデルプログラムの共同開発
  • スクールサポーター等教育支援人材認証制度の共有


情報教育部門からは古田准教授により,

  • 『教員のICT活用指導力向上』のためのICT支援員養成・ICT活用サポート研修の共同実施

の報告を行いました.


報告では,

について,活動内容とともに,京阪奈三教育大学間での連携と地域(奈良県内)との連携状況について紹介されました.

その後,来賓および三大学学長らによる「平成27年度の成果と今後の展望について」のパネルディスカッションが行われ,これまでの成果の整理と次年度以降の課題について議論されました.

最後に,京都教育大学 位藤学長より閉会の挨拶があり,盛会のうちに終了いたしました.

2016/02/23

学校教育活動支援実践に関わる京阪奈三教育大学の学生同士の意見交換会

2016年2月23日 15:00 - 16:30
「学校教育活動支援実践に関わる京阪奈三教育大学の学生同士の意見交換会」
を開催し,奈良教育大学からは,ICT活用サポーターとTNPの活動が
それぞれの学生から報告し,
京都教育大学および大阪教育大学の同様の活動をしている学生らと意見交換をしました.

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京阪奈三教育大学連携事業の一部として,奈良教育大学を中心に進めている2つの事業
「スクールサポーター等・教育支援人材認証制度の共有」
「『教員のICT活用指導力向上』のためのICT支援員養成・ICT活用サポート研修の共同実施」
の活動の一環として,2つの事業合同で,
「学校教育活動支援実践に関わる京阪奈三教育大学の学生同士の意見交換会」
を開催しました.

大阪教育大学
- 双方向遠隔授業
- ICT教育支援ルーム
京都教育大学
- スクールボランティア
- ボランティア活動(ありんこクラブ,てんとうむしクラブ)
奈良教育大学
- ICT活用サポーター
- TNP(東市日本一プロジェクト)
の活動とそれぞれの活動を通して教員を目指す上で得られた学びなどが紹介され,
また,各大学の学生から質疑応答が行われました.

ICT活用サポーターの活動報告の様子


質疑応答



各取り組みのいいところ,課題が共有され,
今後の活動につながる意見交換会となりました.

2016/02/12

北海道地区国立大学教養教育連携実施事業FDフォーラムで登壇しました

本センター情報教育部門の古田准教授が2016/2/12に開催された
「北海道地区国立大学教養教育連携実施事業FDフォーラム 発展する遠隔授業」
で事例報告を行いました.

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2016年2月12日
北海道地区国立大学の教養教育の充実強化のために実施されている
連携実施事業の成果報告会
北海道地区国立大学教養教育連携実施事業FDフォーラム 発展する遠隔授業
が北海道大学 高等教育推進機構/1F N1講義室で開催されました.
このフォーラムは,同時に
連携事業に参画している

北海道教育大学
室蘭工業大学
帯広畜産大学
旭川医科大学
北見工業大学
に加えて,
岡山商科大学
奈良教育大学(管理棟大会議室)
信州大学
の計9拠点をビデオ会議で接続し実施されました.


フォーラムでは各地域のこれまでの遠隔授業の取り組みと
これからの方向性について報告議論がなされました.

このフォーラムでは,まず午前中の
パネルディスカッション「遠隔授業におけるこれまでの課題と今後の展望」
に本学宮下副学長(教育担当)がパネリストとして参加しました.
パネルディスカッションでは,
- 継続的な事業実施のための工夫
- 事業の評価基準
などについて,宮下副学長は京阪奈三教育大学の取り組み状況を元に議論に参加しました.

また,午後からの事例報告及び意見交換会では,
本センター情報教育部門の古田准教授から,

京阪奈三教育大学における双方向遠隔授業の取組

~教養科目「都市防災対策と防災教育」における実践を中心に~


という題目で事例報告がされました.報告では,
まず,京阪奈三教育大学のこれまでの取組の概要が紹介された後,

同教員が担当する教養科目「都市防災対策と防災教育」における工夫として,
遠隔で受講する学生にもより積極的に授業に参加してもらい,
学生同士の交流の機会を創出するために,
三大学共同LMSの活用,グループ活動とその成果の共有や相互評価の実践などを
進めてきたことなどを中心に,三大学の他の授業における特徴的なものが紹介されました.

2016/02/11

eスクールステップアップ・キャンプにて本センター教員が演習を実施

eスクール ステップアップ・キャンプ2015 西日本大会にて,本学の小柳教授と伊藤教授がワークショップを実施しました.

 

平成28年2月11日奈良県文化会館にて開催された,

日本視聴覚教育協会・日本視聴覚教具連合会主催のeスクールステップアップ・キャンプ2015 西日本大会に,

奈良教育大学は後援団体の1つとして参加いたしました.

(大会開会式で挨拶を行う本学 加藤久雄学長)

この大会は,奈良県が採択され,本学が協力している
平成27年度文部科学省委託「ICTを活用した教育推進自治体応援事業」
と連携したものとなっており,
本学教職大学院小柳教授と次世代教員養成センター情報教育部門の伊藤教授とで,

講義・演習「校内研修リーダー養成研修の実施方法について」を実施しました.

 

この講義・演習は,

平成26年度「ICTを活用した教育の推進に資する実証事業」における「WG3:教員のICT活用指導力向上方法の開発」の成果物である

校内研修リーダー養成研修モデルカリキュラムを用いて,

校内研修リーダーを養成するため研修の組み立て方を学ぶことを目的として,

約50名の参加者を対象に実施されました.


(会場の様子)

伊藤教授による進行の元で,3人1組のグループで,

1.地域の実態把握と共有

2.各地域で現在取り組んでいる研修内容や校内研修事例の共有

を行った後,

3.校内研修リーダー養成のための研修目標の設定と研修計画の作成

を行い,最後に検討結果をほかのグループに紹介し,共有しました.

3人という少人数グループであったこともあり,参加者全員が熱心に議論を行われるものとなりました.


(活動内容を説明する伊藤教授) 
 
(タブレットも使いつつ話し合い中)

(ほかのグループと結果の共有) 

また,研修リーダーを養成するための研修を検討する中で,

校内研修の具体例として,

『教員養成・研修テキスト(情報教育)』―ICT活用指導力UPのためのハンドブック―

やこれに基づくモデル研修が紹介されました.
この講義・演習はこのような研修を実施できる研修リーダーを養成するための
研修を組み立てる力を身につけるという位置づけで行われました.

 

最後に,小柳教授により,

ICTを活用することを目的とするのではなく,それぞれの学校・教育委員会の目標・計画・取り組みに,

効果的にICTを取り入れることで,

それらをより良いものにできることが重要であり,

そのための研修を実施できる校内研修リーダーを育てていくことが必要である,

ということなどが講評され,講義・演習は終了いたしました.

(まとめの講評を行う小柳教授)

 

次世代教員養成センター情報教育部門では,
教員のICT活用指導力向上のための研修支援も行っています.
興味・関心のある方は是非一度ご連絡ください(ict_staff).

2015/12/15

授業公開と意見交流会を実施しました(教師のための情報モラル)

12/15(火) 9・10時限目に以下のイベントを開催しましたのでその内容を報告します。

新たな学びの確立に向けた大学教育の質的転換を目指すプロジェクト(プロジェクト代表 中谷昭)

「小中学校での情報モラル教育を考える」-「教師のための情報モラル」の受講生とともに-

講師:  伊藤剛和 教授 (次世代教員養成センター)

日時:  平成27年12月15日(火)
            16:20~17:30(授業での活動にご参加ください Max12名を予定)
            17:40~18:00(研究協議:提案及び意見交流)

場所:  図書館ラーニングコモンズ

内容:
16:20~17:30
    授業での学生らとの活動では、「デジタル模造紙」を使った「小中学校での
    情報モラル教育を考える」に、ご参加下さい。
        使用予定ソフト  話しあい名人(ジャストスマイル)

17:40~18:00
    9・10時限の授業の設計意図やねらい等、当方が、当該授業の学生らに向けて、
    授業のねらいの実現のため、アクティブラーニング等をどのように組み入れて展開しようと考えているのかを、
    紹介させて頂き、参加頂いた先生方と、意見交流の時間を持ちたいと考えております。

内容報告:
12/15(火) 9・10時限目に、図書館ラーニングコモンズにて、高等学校「情報」教員免許科目「教師のための情報モラル」の7名の学生らと、3名の教員に参加頂き、デジタル模造紙を使った話しあい活動と、授業後の意見交流活動をおこないました。

この授業公開は、学長裁量経費『新たな学びの確立に向けた大学教育の質的転換を目指すプロジェクト(代表:中谷昭)』の活動の一環としての位置づけでした。

 

話しあい活動は、「小中学校での情報モラル教育を考える」というテーマで、これまでの学習の流れを振り返り、無関係ゲームを用いたアイスブレーキングを実施後、三班にわかれて行なわれました。

1人1台のPCで、小学校向けデジタル模造紙ソフト(ジャストシステム社製話しあい名人)を使った話しあいは、「子ども達に情報モラルでつけたい力」について、紙の模造紙と同様、
付箋への意見書き出し
>> 模造紙上への付箋貼り付けによる意見の出しあい
>> まとめる
>> 全体にむけて発表する
>> 振り返る、
の流れで実施されました。

その後、授業者からの授業設計意図やツール紹介を交えながら、参加教員間での意見交流を行ないました。

授業者からは、設計意図として、学生らの実践的指導力を高めることを意図して、紙の模造紙での活動と、同じ流れで本時をすすめ、その差異を考えるような展開を計画したことの説明がありました。また、活動した生徒一人ひとりを主役していく取組に、教師はどう関わればよいか、その際、学習環境として、このような授業支援ソフトを有効に使う指導力とはどういったことかを受講者に考えてもらう意図も含まれていたという説明もありました。

 

意見交流では、紙の模造紙での展開との違いという視点から、

  • 活動後の蓄積(保管)や、再提示が容易にできそう
  • リアルタイムで新しい意見を入れて話せる
  • 離れた場所にいても話しあうことができそう
  • 手順が示されるので、話しあいのすすめ方を学ぶ段階での活用もできそう
  • 付箋を拡大提示しながら発表できる点が「個を活かす」指導にとって重要な利点になりそう

等の意見と、課題や質問としては、

  • 準備が大変では?
  • 画面が狭い端末だと、模造紙全体を俯瞰しにくい
  • ノート型でなく、タブレット型やテーブル型を用いたほうが、従来からの相 手の表情を見ながらの話しあいが円滑におこなえそうなどの指摘もありました。

また、参加学生らは、

  • 自分の意見をいいやすい
  • 少しシャイなあまりしゃべらない生徒から意見を出させやすい可能性がある
  • うまく使いこなせるように、何度もこういうツールを使った話しあい活動をしたい

等を意見もありました。

2015/12/09

大阪教育大学のICT支援学生と交流してきました

平成27年12月9日 14:00 - 17:00
京阪奈三教育大学連携事業の一環として,奈良教育大学と大阪教育大学の学生によるICT活用支援活動についての意見交換会を実施しました.意見交換会には,2大学の学生・教員・事務職員が参加し,活発な意見交換がなされました.

大阪教育大学では,ICT教育支援ルームを設置し,そこで勤務する学生は学生主体の勉強会の開催や3Dプリンタモデリングなどを実践されていること,
本学では,学生が附属学校での授業支援やその準備活動などを実践していることが報告され,それぞれの活動について意見交換・課題の共有が行われました.

参加した本学の学生からは,大阪教育大学の活動に刺激され,
学生主体の勉強会などを本学でも実施してみたいといった意見が聞かれました.

2015/12/03

3Dプリンタ講習会(なっきょんのあたま)開催のご案内

学生各位
最近,3DプリンタというのがTV等で,話題になっているのをご存じでしょうか?
3Dプリンタを利用することで,比較的簡単に立体物を作成することができ,
学校現場でも様々な場面での活用が期待されています.

6月に3Dプリンタ講習会ということで,2種類の3Dプリンタについて紹介いたしました.
また,10月には講習会参加者自身にネームプレートを作成してもらい,
3Dプリンタでのもの作り体験をしてもらいました.
(下の10月30日の記事参照)
今回は,3Dプリンタでものを作る体験を少し発展させて,
 なっきょん(のあたま)(非公式)
の作成をしてみたいと思います. 


なっきょん(のあたま)のデータ作成をしながら,
「3Dデータモデリングの基礎的技術の基礎」を学んでもらい,
学校現場での活用アイデアを考えてもらいたいと思います.


なお,基本的なパソコン操作ができれば予備知識は不要です.
また,前回の講習会に参加していなくてもかまいません.
学生以外の教職員のみなさまの参加も歓迎します.

興味のある方は以下の通り実施しますので,
是非ご参加ください.
毎回,概要説明後は個別に対応しますので,
どの日に参加してもかまいません.
1回で終わらないと思いますので複数回参加してもらえるといいと思います.
(自宅でも続きができます)

日時1: 12/17 (木)12:15 - 13:00 
日時2: 12/18 (金)12:15 - 13:00 
日時3: 12/21 (月)12:15 - 13:00
日時4: 12/22 (火)12:15 - 13:00

できあがったものは後日お土産として持ち帰っていただきます.

場所: 情報館 2F 演習室B
参加費:無料

参加人数把握のため,参加申し込みを上の登録フォームから行ってください. 申し込みは終了いたしました。ありがとうございました。
問合せ先:次世代教員養成センター 准教授 古田
ict_staff

2015/11/27

やまぞえ小学校とのテレビ会議接続試験を実施しました.

奈良県山添村立やまぞえ小学校の職員室と,本学301教室とでテレビ会議による接続を行い,映像・音声の状況を確認しました.

今後,研修や学生との交流などでの活用を検討していく予定です.

 

情報教育部門では,テレビ会議を利用した遠隔学習や研修に関する支援を行っています.興味・関心のある方は是非一度ご連絡ください(ict_staff).

2015/11/25

奈良県川上村立川上小学校で講演を行いました

文部科学省「人口減少社会におけるICTの活用による教育の質の維持向上に係る実証事業(学校教育におけるICTを活用した実証事業)」で奈良県が採択された「小規模校における協働学習を活性化するためのICT活用事業」への支援の一環として,情報教育部門の伊藤教授が奈良県川上村立川上小学校の校内研修で講演を行いました.

 

校内研修のテーマは,

「確かな学力への挑戦!」~言語活動を基盤に、自ら学ぶ力を高める授業をめざして~

で,内容は,

「教科の目標を達成するためのツールとしてのICT活用」

児童用タブレットPCを介した他校との協働学習や合同学習

でした.

 

伊藤教授による講演では,

  • ICT活用で目指す子ども達の能力育成
  • タブレットの機能と教育活用場面
  • タブレット活用の実践事例

などが紹介されました.その後,奈良県立教育研究所研究開発部ICT教育係の先生方により,教員が2教室に別れて,skypeを利用したグループ協議を実際に体験しながら,それをどのように活かすかや実施上の課題について話し合いが行われていました.

 

情報教育部門では,情報教育およびICT活用に関する研修・支援を行っています.ご興味・ご関心のある方は遠慮無くご連絡ください(ict_staff).

 

 
パルロくんと一緒に講演中


skypeで活用方法を議論中
2015/11/11

山添村でのICT研修の一部を担当しました.

奈良県が採択された文部科学省「ICTを活用した教育推進自治体応援事業(ICTを活用した学びの推進プロジェクト)」・指導力パワーアップコースの一環として,本学次世代教員養成センター情報教育部門と奈良県教育委員会学校教育課とで協力して,山添村教育委員会によるICT研修の一部を担当しました.

 

情報教育部門の伊藤教授は, 

『教員養成・研修テキスト(情報教育)』―ICT活用指導力UPのためのハンドブック―

https://www.nara-edu.ac.jp/IPC/training_text.html

のモデル研修である「タブレットを使ったグループ発表の指導」に基づいた実技講習を担当しました.具体的には,グループごとに,「テキストの2章の各節の内容を,タブレットを使って調べながら話し合い,まとめて,発表する」という研修を実施しました. 

 

受講者からは、「ちょうどプレゼン指導をしている所で、今日の活動で、「聞き手」への指導するポイントに気づいたので、さっそく加えていこう」などの声をいただきました.また、テーマにした「グループ発表」の指導として、小・中・高で、どのような段階でステップアップしていくのかなどの発展的な話し合いが行われていました. 

 

質疑・感想部分では、

  • タブレットとプロジェクトを無線接続するタイムラグを教師はどのように児童生徒の集中力を維持しながら進めていくか?
  • 写真などの拡大提示のインパクトは?
  • スクリーン上で赤線を引くなどしながらの説明の有効性
  • トラブル時の備え

等があがりました。

 

『教員養成・研修テキスト(情報教育)』を用いた研修などのご要望がありましたら,お気軽にict_staffまでご連絡ください.

2015/10/30

3Dプリンタ講習会を実施しました


3Dプリンタ講習会「3Dプリンタでものを作る体験(簡単なネームプレートの作成)」を開催しました.10月26日,29日,30日の3回(同じ内容)実施し,合計22名の学生・教職員に参加いただきました.
講習は,

  • 3Dプリンタでどんなものが作れるか?
  • 3Dプリンタによる(簡単な)造形の仕組み
  • 実際にデータを作ってみよう(Tinkercadの利用)
  • 3Dプリンタに出力してみよう

という内容で行われました.
実際に作成したネームプレートは記念に各自で持ち帰ってもらいました.

参加学生からは,3Dプリンタの今後の活用アイデアとして,
- 社会での建築物などの模型
- 地形モデルによる地理・防災学習や盆地や川の作られ方
- 美術の造形表現
- 分子模型
- 家庭科の住居の模型
- 算数で使う立体図形
- 3D作品作成を通した空間認識能力の育成
等が挙がりました.

次回は,なっきょん(のあたま)を作ろう,を計画しています.


講習会の様子

 

講習の様子

 

Tinkercadを使ってデータの作成

3Dプリンタ(石膏積層型)で作成

 

参加者が作成したものの一部

2015/10/08

3Dプリンタ講習会

最近,3DプリンタというのがTV等で,
話題になっているのをご存じでしょうか?
3Dプリンタを利用することで,
比較的簡単に立体物を作成することができ,
学校現場でも様々な場面での活用が期待されています.

6月に3Dプリンタ講習会ということで,
2種類の3Dプリンタについて紹介いたしました.
今回は,3Dプリンタでものを作る体験をしてもらいたいと思います.
実際に簡単なデータ(小さなネームプレート)を
PC上で自分で作成し,それを3Dプリンタに出力する
という一連の体験をしていただきます.

(当日はアルファベットのみの予定です)

なお,基本的なパソコン操作ができれば予備知識は不要です.
(情報機器の操作レベル)

興味のある方は以下の通り実施しますので,
是非ご参加ください.

日時1: 10/26 (月) 12:15 - 13:00
日時2: 10/29 (木) 12:15 - 13:00
日時3: 10/30 (金) 12:15 - 13:00
(できあがったものの受け取り16時以降を予定)
# 3回とも同じ内容です.いずれかにお申し込みください.

場所: 後日,参加人数に合わせて連絡します
参加費:無料

なお,準備の都合上,事前に
ict_staff
に以下の情報を連絡ください.

--------------------
メールの件名:3Dプリンタ講習会申し込み
----以下本文に記載------
参加日(上記3日のいずれか):
所属:
学籍番号:
氏名:
-------------------

2015/06/04

(公開講座)親子で体験するペアレンタルコントロール


タイトル  『親子で体験するペアレンタルコントロール』
日  時  平成27年6月27日(土) 13:30~16:00
講 師 名  奈良教育大学   伊藤 剛和 教授 ・ 古田 壮宏 准教授
参 加 費  無料
 お申込・問合せ  奈良教育大学 企画連携課
 Mail: soumuka
 Tel  : 0742-27-9108
 Fax : 0742-27-9141(左の申込用紙をご利用ください)

 ←クリックしてご確認ください(PDFファイル)   詳細はこちらへ

2015/03/09

学び続ける教員のためのICT活用推進事業・成果報告会

学び続ける教員のためのICT活用推進事業・成果報告会を開催―奈良教育大学―

 

奈良教育大学・次世代教員養成センターでは、平成27年3月9日に「ICTを活用した次世代の学び~学び続ける教員のためのICT活用推進事業・成果報告会~」を開催した。

報告会に先立ち、生田周二副学長が挨拶を述べた後、文部科学省生涯学習局情報教育課 豊嶋基暢課長より、「教育の情報化の動向~教員のICT活用指導力の向上を中心に~」と題した基調講演が行われた。豊嶋課長からは、教育の情報化が目指すものやICTを活用した教育の意義から、今後の推進の方向性や事業を紹介された。つづいて、奈良県教育委員会学校教育課 小﨑誠二指導主事から奈良県と奈良教育大学のICT活用推進のための連携事業として、これまでに共同で実施してきた教員研修などが紹介された。また、富士通株式会社と奈良教育大学の共同研究報告および附属小学校における1人1台のタブレットおよび学習支援ソフト「知恵たま」を活用した授業などが公開した。

次世代教員養成センター 伊藤剛和教授からは、これまでに開発した「ICT活用指導力向上のための研修テキスト」および「ICT活用指導力向上のための研修支援システム」が紹介され、川西市教育委員会 坪田城達指導主事から実践事例が報告された。最後に、株式会社JMCと奈良教育大学のICT支援員養成・認証に関する共同研究について報告され、本学学生によるICT活用支援活動の内容とそこから得られた学びの報告などが行われた。学生からは、活動を通して、わかりやすく興味深い授業を実現するための方法の一つとしてICTの活用を考えられるようになったことなどが発表された。

報告会には、県内教育委員会や県内の小学校・中学校・高等学校、近隣の大学から多数の参加をいただいた。


開発した研修テキスト・システムを
紹介する伊藤教授

これまでの活動と学びを発表する学生

2014/11/14

「ロイロノート・スクール活用事例紹介」のご案内

【ICT活用サポーター勉強会】

「ロイロノート・スクール活用事例紹介」のご案内  次世代教員養成センター情報教育部門では、「教員のICT活用指導力」向上のための取組をすすめています。 今回は,京都・大阪・奈良市内の小中学校の一部の学校などで導入されているタブレット用授業支援アプリ「ロイロノート・スクール」の活用事例について,      http://n.loilo.tv/ja/index.html 紹介いたします. 上記市内への就職予定の方含め,興味のある方は、是非ご参加ください。

  • 日時:11/25 (火) 13:00 - 14:00
  • 場所: 次世代教員養成センター 1号館
  • 申込方法:氏名・所属・連絡先メールアドレスを記入の上、以下までメールで申込ください
  • 申込先:次世代教育養成センター情報教育部門 まで
  • E-Mail: ict_staff

※申込締切日:11/21(金)
参加費:無料

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ICT活用サポーター事業では、小・中学校におけるICT活用や、その活用を支援するために必要な知識やスキルを身につけるための参加型の勉強会や、学校現場で支援者として働きながら学ぶOJT研修にて、皆さん自身のICT活用指導力を高めることを目指しています。

2014/11/11

JAET2014に参加しました

次世代教員養成センター情報教育部門では、ICT活指導力向上のための研修テキストおよびこれを利用した研修支援システム(大学改革強化推進補助金事業の一部)を開発しています.

平成26年10月24日、京都テルサで開催された第40回全日本教育工学研究協議会全国大会の分科会I(ワークショップ:座長 伊藤剛和教授)にて、これまでの成果を公表しました.ワークショップは50名以上の参加者(指導主事や教諭,企業関係者,大学関係者など)の下,以下の内容で行われました.  

  1. 研修事例報告(川西市教育情報センター 指導主事 坪田先生)
  2. 上記研修テキストおよび研修支援システムの紹介(伊藤剛和 教授)
  3. 京都市伏見中部支部におけるICT活用事例調査結果の紹介(京都市立桃陽支援学校 岡本先生)
  4. ワークショップ参加者によるグループでの研修内容の検討および検討結果の共有
  5. まとめと研修事例報告(尼崎市立立花西小学校 校長 米田先生)

2014/11/05

タブレットPCと授業支援ソフトウェアを利用した話し合い活動の体験

『タブレットPCと授業支援ソフトウェアを利用した話し合い活動の体験』のご案内  【ICT活用サポーター勉強会】
次世代教員養成センター情報教育部門では、「教員のICT活用指導力」向上のための取組をすすめています。この取組では、小・中学校におけるICT活用や、その活用を支援するために必要な知識やスキルを身につけるための 参加型の勉強会や、学校現場で支援者として働きながら学ぶOJT研修にて、皆さん自身のICT活用指導力を高めることを目指しています。 今回は,タブレットPCと授業支援ソフトウェア(ジャストスマイルクラス)  

http://www.justsystems.com/jp/products/smileclass/

を利用した話し合い活動を体験し,今後の活用を検討する勉強会を以下の通り実施したいと思います. 直前のご案内となり申し訳ありませんが,興味のある方は、是非ご参加ください。               

記     

日時:11/12 (水) 12:30 - 13:30

場所: 次世代教員養成センター 1号館

申込方法:氏名・所属・連絡先メールアドレスを記入の上、以下までメールで申込ください.

※申込締切日:11/10(月)

申込先:次世代教育養成センター情報教育部門 まで

E-Mail: ict_staff 加費:無料

2014/11/04

第4回ICT数学教育セミナー

次世代教員養成センターのプロジェクト「教育現場と連携したICTを用いた算数数学の教材開発と授業改善」の一環として,以下のようなセミナーが行われます.

  ●日時:平成26年11月24日(月・祝) 9:30~12:30
  ●場所:奈良教育大学  講義2号棟 L2の308教室(地図)
  ●講演者:北口 克也(斑鳩東小学校)
  ●講演題目:教師も楽しむ!算数タブレット授業のススメ
  ●対象:学生,院生,教員(所属はどこでもかまいません.外部の方でも結構です)
  ●参加方法:事前申込不要
  ●持ち物:特にありませんが,iPadがある方は持参されると良いです

2014/09/17

iPadを使って教育実習!

 本学では『教育現場と連携したICTを用いた算数数学の教材開発と授業改善』の取り組みを行っています。今回は、数学教育講座の花木良准教授、舟橋友香准教授と本学附属中学校数学科が連携し、「学部生の教育実習におけるICT活用能力の開発」についてご紹介させていただきます。

 9月から始まった教育実習では実習生1人1人にiPadを配布し、授業での活用や教材研究に用い、さらに授業観察の記録についても活用しています。実習生は,観察している授業中の生徒の様子や,ノート,板書をカメラ機能とメモ機能を融合させて授業記録を作成しています。これらの記録は授業の反省会でも活躍しています。附属中学校の西仲則博教諭は「映像が簡単に見られるため,実習生達は従来よりも具体的な省察が行える。」と話しています。また、実習生による授業では,冒頭に前時の板書の写真を投影することで、授業につながりを持たせることができています。


 大学と附属学校の教員とが連携をとることで,ICTを用いた教育実習の指導が充実したものになっています。

 

2014/08/04

第3回ICT数学教育セミナー 

次世代教員養成センターのプロジェクト「教育現場と連携したICTを用いた算数数学の教材開発と授業改善」の一環として,以下のようなセミナーが行われます. 

  ●日時:平成26年8月25日(月)
  ●場所:奈良教育大学 情報館3階
  ●講演者:大西 俊弘(龍谷大学理工学部)
  ●講演題目:数学学習・数学教育用ソフトウェアGeoGebra入門
  ●対象:学生,院生,教員(所属はどこでもかまいません.外部の方でも結構です)
  ●参加方法:事前申込不要

2014/06/17

タブレット対応授業支援ソフト(sky menu class)の勉強会

 次世代教員養成センター情報教育部門では、「教員のICT活用指導力」向上のための取組をすすめています。
 第1回目の勉強会(2014年6月10日)には、学生・教職員約16名が参加し、Sky株式会社から講師をお招きして本学附属学校でも導入している『タブレット対応授業支援ソフト(sky menu class)』の活用について学びました。
 学校の授業で実際に取り扱われるようなテキストをあらかじめ用意し、講師は先生役、勉強会の参加者は生徒役としてTabletを操作しました。先生用Tabletを通して資料や問題を一斉に生徒用Tabletへ配付し、出した課題の解答や試行錯誤している状況を前のスクリーンで確認することができます(右の画像)。また、アンケート・選択問題などもTabletを介して答えることができ、回答率や投票数も先生用Tabletの操作ですぐに集計することもできます。他にも様々な活用方法が紹介されました。
 今後、月1回のペースで勉強会の予定を考えていますのでご興味のある方は是非、ご参加ください。

 

2014/05/28

iPadを使って算数授業!

 本学の次世代教員養成センターでは,ICT活用能力を持った教員養成を推進しています。今回、取組の一環として紹介するのは『教育現場と連携したICTを用いた算数数学の教材開発と授業改善』。

(花木先生の取り組み・研究について詳しくはこちら (1.2MB)をご覧ください)

 

 奈良市立辰市小学校に勤務している下村岳人教諭(本学の現職大学院生でもある)は,花木良准教授(本学数学教育講座)と共に開発した教材を用いて同小学校で小学4年生の算数の授業を行いました(2014.2.27)。

 この教材は既存の教科書等にはない,ICTを用いないと扱えない二次元表を読み取る統計的リテラシーを育成するもの。ICTを活用することで,児童は楽しみ,主体的に学ぶことができます。

 下村教諭は,「ICTを用いた授業を行いたかったが,機材が揃わないため,今まで行うことができなかった。このようなプロジェクトがあると,将来の備えとなりありがたい。」と話していました。授業後には本学の大学教員,学生,院生や奈良市教育委員会指導主事が参加して,活発な討議も行われました。

 

 近い将来ICTが学校現場に本格導入される見通しの中で,このように学校現場と連携した取り組みはより一層重要性が増していくことでしょう。


二人の先生が開発した教材を用いての授業

iPadを活用する小学4年生

2014/05/27

タブレット対応授業支援ソフト(sky menu class)の勉強会

タブレット対応授業支援ソフト(sky menu class)の勉強会のご案内

次世代教員養成センター情報教育部門では、「教員のICT活用指導力」向上のための取組をすすめています。
この取組では、小・中学校におけるICT活用や、その活用を支援するために必要な知識やスキルを身につけるための
参加型の勉強会や、学校現場で支援者として働きながら学ぶOJT研修にて、皆さん自身のICT活用指導力を高めることを目指しています。

今回は、本学附属学校でも導入されているタブレットPCや授業支援ソフトを利用して,
sky 株式会社 http://www.skymenu-class.net/より,講師をお招きし勉強会を実施します.
興味のある方は、是非ご参加ください。

日時:2014/06/10(火) 16:30-18:00
場所:奈良教育大学 204教室
内容:1)タブレット・授業支援ソフトウェアの活用事例の紹介
     2)授業支援ソフトウェア sky menu classの機能紹介・体験
参加費:無料
申込方法:氏名・所属・連絡先メールアドレスを記入の上、以下までメールで申込ください
申込先:次世代教育養成センター 情報教育部門 まで
E-Mail: ict_staff

   ※申込締切日:6/6(金)
 当日、16名の方々に出席していただき無事終了いたしました。どうもありがとうございました。

2014/02/18

第1回・第2回ICT数学セミナーのお知らせ

次世代教員養成センターのプロジェクト「教育現場と連携したICTを用いた算数数学の教材開発と授業改善」の一環として,以下のようなセミナーが行われます. 

     ●第1回ICT数学教育セミナー

           平成26年3月2日(日) 10:00~17:00 
           奈良教育大学 情報館3F

 

     ●第2回ICT数学教育セミナー

           平成26年3月21日(金祝) 10:30~ 

           奈良教育大学 102教室

2013/02/09

「リスク脳トレーニング」研修参加者募集のご案内


12名に参加いただき,無事終了しました.

 

「リスク脳トレーニング」研修参加者募集のご案内

小中学校の現場におけるICT活用の普及とともに,教職員の不注意による児童・生徒の個人情報や成績の漏洩など様々な「情報」に関する事故が問題となっています.
 # 例えばこちら:    http://school-security.jp/   このような事故を起こさないためには,教員としての情報セキュリティ意識向上が不可欠です.
 現在,我々はICT活用サポーター育成プロジェクトを進めており,その一環として,本学内の学生および教職員を対象に,

『学校現場に着目した』セキュリティ意識向上のための研修を外部講師をお招きし実施したいと思います.
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名前:協働型情報セキュリティ校内研修  「リスク脳トレーニング」

          日時:2/21 10:00 - 12:00
          場所:管理棟別館(旧職員会館) 大会議室兼教室
          申し込み先:(事前申し込み制です)ict_staff 宛に
                  1. 氏名
                  2. 専修
                  3. 学籍番号
  をメールで送ってください. また現在,大学という学校現場で実際に働いておられる教職員の皆様のご参加もお待ちしております.
     申し込み締切:2/15(金)
     参加費:無料
     参加募集人数:30名程度(参加人数が多い場合には,学生の先着順とします)
              問い合わせ先:上記メールアドレス
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なおこの研修は講師による講演のみではなく,研修受講者のみなさんの参加型グループ研修により,意識向上・定着を図るものです.
研修の詳細は以下のURLをご参照ください.
http://www.jmc.ne.jp/service/risk_no_training/index.html

みなさまの積極的なご参加をお待ちしています.