ESD国際シンポジウムin 奈良2024は終了しました。
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当日プログラム・要旨集はこちら
国境を越え、多様な主体が協働する教育(ESD)を通じた持続可能な社会の探求
“Seeking for Sustainable Society through Education Collaborating with Diverse Actors beyond Borders”
本シンポジウムでは、国内外の各分野の専門家を招き、「ESDに関する国際的な潮流と最新の動向」
や「持続可能な社会の創り手を育成」に向けてグローカルなESDの実践を共有し、ESD for 2030の
更なる深化を図ることを目的としています。
また、各分野それぞれの科学的な知見をもとに、「学術と教育」の連携・融合について議論し、ESD
の推進・発展のための新たな学際的視点を模索します。
さらには、国内外のユースの視点から、次世代の観点から持続可能な社会創りへの学びや活動への
提言や参画、ネットワークづくり等について議論を深め、交流の促進を図ります。
2024年(令和6年)2月17日(土)
・対面開催〈定員〉150名
【会場】ホテル日航奈良(奈良県奈良市三条本町8-1)
・オンライン開催〈定員〉500名
【Zoom配信】開催日前に、Zoom参加に必要な情報をお申込みいただいたメールアドレスにお送りします。
※いずれも参加費無料
教育関係者、研究者、行政関係者、企業、NPO・NGO、一般市民、学生
<2月17日(土)>
【午前の部】 9:30-12:30
(1)開会行事(9:30-9:45)
① 挨拶 国立大学法人 奈良国立大学機構 理事長 榊 裕之
② 祝辞 文部科学省国際統括官・日本ユネスコ国内委員会事務総長 渡辺 正実 氏
(2)基調講演(9:45-10:25)
演題「ESD:その潮流と課題、そして、教育変革の機会」
講師 国連ユネスコ本部 ESD課長 諸橋 淳 氏
(3)各国・各セクターからの提言(10:30-12:10)
①「日本のESD推進のイニシアティブと展望」
ユネスコ日本政府代表部 一等書記官 斉藤 眞 氏
②「学習環境の変革:韓国のユネスコスクールの活動と国際パートナーシップを通じたESDの探求」
韓国ユネスコ国内委員会 国際連携部長 Seo Hyunsook 氏
③「国連『持続可能な開発のための海洋科学の10年』におけるESDの役割」
UNESCO政府間海洋学委員会(IOC) 議長 道田 豊 氏
④「教育のSDGs達成に関するウズベキスタンの政策」
ウズベキスタン共和国 駐日特命全権大使 Mukhsinkhuja ABDURAKHMONOV氏
⑤「老カウボーイの反芻 : ESD、より良い方法でより良い日々を求める」
Gladney Farm(北海道) 牧場長 Tim Jones 氏
(4)質疑応答(12:10-12:30)
【午後の部】13:30-17:40
(5)ESDシンポジウム
◎趣旨(テーマ)
各国・各地域の実情と国際的な諸課題を踏まえた多様なESDの取組を共有し、実践的なESDの在り方や次世代の育成について議論し、ESDの国際的な連携と協働を促進する。
① 実践発表(Show Case)(13:30-15:00)
・事例1)「タイのESDの新たな旅を再考する:チュラロンコン大学ESDセンターの事例」
発表者:Chulalongkorn大学(タイ) 教授 Athapol Anunthavorasakul 氏
・事例2)「災害から教訓を学ぶ:スマトラ島地震と東日本大震災の津波の経験を共有し、防災を中心とするESDにおけるパートナーシップを構築する」
発表者:Syiah Kuala大学(インドネシア) 国際室長 Muzailin AFFAN 氏
・事例3)「日本における国際協力とパートナーシップを通じたESD」
発表者:上智大学総合人間科学部 教授 杉村 美紀 氏
・事例4)「韓国の気候変動に対する若者の行動に関して何をし、何をしなければならないか」
発表者:韓国青少年政策研究院 院長 Kim Hyuncheol 氏
・事例5)「持続可能な社会の創り手の育成に資する教員の養成と研修:奈良教育大学の取組」
発表者:奈良教育大学 学長 宮下 俊也/ESD・SDGsセンター センター長 中澤 静男
・事例6)「奈良教育大学ユネスコクラブによるESD実践へのユースの参画」
発表者:奈良教育大学ユネスコクラブ 代表 苗代 昇妥
②パネルティスカッション(15:15-16:35)
◎テーマ
・各国が抱える課題(環境・経済・社会)や良さ(歴史や財産)と教育(ESD)の効果
・今後のESDの展開と国際的な連携・協働
・次世代(ユース)の育成と参画 など
◆コーディネーター:奈良教育大学ESD・SDGsセンター副センター長 及川幸彦
◆パネリスト
Mukhsinkhuja ABDURAKHMONOV氏(ウズベキスタン共和国 駐日特命全権大使)
Athapol Anunthavorasakul 氏(タイ・Chulalongkorn大学 教授)
Muzailin AFFAN 氏(インドネシア・Syiah Kuala大学 国際室長)
Kim Hyuncheol 氏(韓国青少年政策研究院 院長)
杉村 美紀 氏(上智大学 総合人間科学部教授)
◇フロアとのディスカッション(質疑応答含む)
③総括セッション:セッションの全体共有と総合討論(16:45-17:30)
・シンポジウムの成果と課題の整理と共有
・ESDを通じた今後の国際連携への展望と計画
・ナショナルセンターとしての奈良教育大学/ESD・SDGsセンターの貢献 等
◆コメンテーター
諸橋 淳 氏(国連UNESCO本部 ESD課長)
道田 豊 氏(UNESCO政府間海洋学委員会(IOC)議長)
斉藤 眞 氏(UNESCO日本政府代表部 一等書記官)
Seo Hyunsook 氏(韓国ユネスコ国内委員会 国際連携部長)
(7)閉会行事(17:30-17:40)
挨拶 国立大学法人 奈良国立大学機構 奈良教育大学 学長 宮下俊也
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