熱中症について(注意喚起)
近年、夏季の猛暑日の増加と共に熱中症患者の発生数が増加しています。
熱中症は、屋外やスポーツ中以外でも起きます。
屋内でも温度、湿度が高い場合には発症することがあります。
◆ 熱中症の発生しやすい状況
熱中症は、以下の気象・環境状況の時に多く発生します。
- 高温多湿下で、汗が蒸発しにくい
- 風が弱く、身体周囲の熱が逃げにくい
- 日射を受け、体温が上昇する
◆ 日常生活において熱中症を予防するためには
- 炎天下や、室内でも非常に高温、多湿の場所での長時間の作業や運動は避ける
- 充分な水分(塩分を適度に含むスポーツドリンクなど)を補給する
- 体温測定、健康チェックを行い、体調が悪いときは無理をしない
- 通気性の良い服を着用し、外出時には帽子や日傘を使用する
- 室内では扇風機やエアコンで温度を調節する
◆ こんな症状には注意!
- 立ちくらみ、めまい、吐き気がする
- こむら返りがおこる
- からだがぐったりして力が入らない
- 大量の汗
- ズキンズキンする頭痛
【 熱中症を疑ったときは 】
熱中症を疑ったときには緊急事態であることを認識し、現場ですぐに身体を冷やし始めることが必要です。
大学内で熱中症と疑われる状況が発生した場合は、下記の対応を取るとともに保健センター(電話:0742-27-9138)へ連絡してください。
(なお、平日夜間(17時15分以降)及び休日は、守衛室(電話:0742-27-9116)へ連絡してください。)
- 涼しい場所への移動
風通しのよい日陰や、できればクーラーのきいている室内へ避難させ衣服をゆるめて休む。
- 身体を冷やす
冷水や、氷のうを使って身体を冷やす。
- 水分・塩分の補給
汗で失われた塩分も適切に補えるスポーツドリンクなどで少しずつ何回にも分けて水分補給する。
- 医療機関への搬送
特に意識がない、自力で水分の摂取ができないなどの場合は救急車を呼び緊急搬送すること。
- いずれの場合も一人にせず、誰かが付き添って容体を見守る
熱中症対策関連設備について
課外活動で使用する施設にある熱中症対策関連設備については<こちら>をご覧ください。課外活動団体に所属する学生は必ず確認しておいてください。
参考
厚生労働省
環境省
公益財団法人日本スポーツ協会
独立行政法人日本スポーツ振興センター
- お問い合わせ先
-
- 奈良教育大学 保健センター
- Tel:0742-27-9138
E-mail:hoken
- 奈良教育大学 学生支援課学生係
- Tel:0742-27-9130
- E-mail:service1