留学生学習旅行を実施しました。
Date2014/05/30
奈良教育大学で約1年間、短期留学をしている交換留学生、日本語・日本文化研修留学生、教員研修留学生は、日本文化を学ぶプログラムの一環として、三重県鳥羽市にある答志島にて島民とふれ合いながら一泊二日の学習旅行を行いました。
対象となった参加留学生31名は、一週間前に開かれた事前勉強会で答志島の文化などを学び、答志島では島の旅社の島民スタッフ案内のもと、5つの班に分かれて様々な活動を行いました。
1日目は、伊勢志摩地方に多く活動している海女の仕事を知ろうと、答志島の現役海女さんによる仕事紹介を聞きました。想像以上に過酷な仕事に驚くとともに、乱獲を防ぎ水産資源を守るため、その漁法などに厳しいルールがあることなどを知り、これまで島民が長く自然と共存してきた秘訣がいろいろなところに隠されていると感心していました。
2日目は、答志島の入り組んだ集落で地図を持たずに、島民に尋ねながら指定されたポイントを巡る路地裏スタンプラリーを実施し、留学生は各班で相談しながら、これまでに習得した日本語力を実践しながら路地裏を歩きまわっていました。はじめこそ遠慮がちに島民に訪ねていた留学生も、島民と交流するにつれだんだんと慣れ、積極的に店舗などにも入り尋ねる姿が見られました。また、答志島の方言に悪戦苦闘する班もありましたが、最後には方言であいさつするなど、とても充実したラリーとなりました。
事前勉強会で「答志島にはコンビニエンスストアはありません!」と説明を受けたときには、「えっー!」っと不安を顔に出す留学生も多かったですが、有名観光都市ではなく自然とともに暮らす日本の文化、風習に触れることで、また違った日本の「ふるさと」を見つけることができた学習旅行となりました。
答志島までは約30分の船旅
島民に尋ねる留学生
島の小学生に囲まれる留学生
最盛期を迎えたワカメ漁を見学
海女着を試着
富士見台からの眺めは最高でした
奈良県立青翔中学校・高等学校と連携協力に関する協定を締結しました
Date2014/05/30
本学と奈良県立青翔中学校・高等学校は、相互に連携協力することにより、教員の資質の向上及び教員養成の充実を図るとともに、教育上の諸課題等に適切に対応し、双方における教育や研究の充実及び発展に資することを目的に協定を締結しました。
5月1日に本学で行われた協定調印式には、長友恒人 学長と朝井與志雄 校長が出席し、協定書に署名を行いました。
同高校は、全国初の理数科単科高校であり、理数に関する事項を中心に、これまでにも大学教員らによる出前授業など連携協力を行っていますが、今回の協定締結により、今年4月に開校した併設中学校を含めて、より一層の連携協力が期待されます。
長友学長は、「高校入学前から理数に親しみを持ってもらい、理数に抵抗感がないようになってもらいたい。また学生にとっては、生徒を指導することで力量を高めることができる。」、朝井校長は、「大学との結びつきが強まり、非常に心強い」とそれぞれ話し、相互に連携を深め協力していくことが確認されました。
署名後に握手する長友学長(左)と朝井青翔中高校長
奈良県立山辺高等学校と連携協力に関する協定を締結しました
Date2014/05/16
本学と奈良県立山辺高等学校は、相互に連携協力することにより、教員の資質の向上及び教員養成の充実を図るとともに、教育上の諸課題等に適切に対応し、双方における教育や研究の充実及び発展に資することを目的に協定を締結しました。
4月2日に奈良教育大学で行われた協定調印式には、長友恒人 学長と松長一樹 校長が出席し、協定書に署名を行いました。
これまでにもすでに、大学教員や学生による出前授業や、山辺高校生が近隣小中学校で行っている出前授業への支援など連携協力を行っていますが、今回の協定締結により、より一層の連携協力が期待されます。
長友学長は、「学生にとって他人に教えることが一番の勉強になる。本学学生や奈良県東部の児童生徒への教育効果が楽しみ。」と語り、相互に連携を深め協力していくことが確認されました。
署名後に握手する長友学長(左)と松長山辺高校長