私は日本語教育論を留学生の方と一緒に受講しました。普段大学で生活している中で留学生の方と接する機会が無く交流してみたいと思っていたところ、日本人学生も受講することができるこの授業の存在を知り、受講を決めました。この授業の主な内容である「日本語を知らない人に日本語を教えること」について初めて学び、生徒に伝わるように分かりやすく教えることの大変さを強く感じました。また、授業の中で様々な国の文化に触れ合う機会もありました。それを通してこれまで自分が持っていた日本を基準とした見方ではなく、世界の中にある日本という視点で文化について考えるきっかけとなりました。
(教育発達専攻 幼年教育専修2回生 八巻昌さん)
海外の方と交流してみたいと思い、留学生向けの科目を受講しました。講義では、意見交換の時間が何度もあったので、留学生と交流することができました。
私は自分を日本人だと思っていましたが、授業では日本語母語の学生と呼ばれました。様々なルーツを持つ人がいたり、何人か聞かれると困る人がいたりする場合があるからです。他人に何人か容易に尋ねたり、自分の基準で何人か判断したりしないようにしようと思えた良い経験でした。
(教科教育専攻4回生)
外国語教育としての日本語に関心があり、この授業を履修しました。
日本語の教育法に関する学びはもちろん、授業内での留学生の方々との交流は貴重な時間になりました。
教員になった際に、日本語を母語としない子どもとどのように関わっていくかを考える契機にもなりました。
上記の事柄のみならず、この授業を通して、新たな視点を身につけることができたと実感しています。
(教科教育専攻国語教育専修4回生 岡崎壮志さん)
この授業を受講しようとしたきっかけは、留学生と話してみたいというすごく単純なものになります。8割くらいが留学生だったので普段の授業とは雰囲気も違い毎回新鮮で授業についての学びはもちろんのこと、それ以外のこともたくさん学べる貴重な時間を過ごすことができます。自分の下手な日本語も少しはましになったと思います!迷っている方がいたら、ぜひ受講してみてください。
(教科教育専攻 保健体育専修3回生 福井 邑佳さん)
私は日本語学習者と日本語母語話者の授業の違いに興味があったため、この授業に参加しました。
普段気にしていない助詞の些細なニュアンスの違いが、日本語学習者にとってどれほど難易度の高いものになっているか等の発見があり、とても新鮮な時間でした。自身の日本語の使用について見直す機会にもなりました。
(国語教育専修2回生 島谷美咲さん)
授業に参加した理由は、留学生である友人が普段どのような授業を受けているのか興味があったからです。また、他の留学生ともお話をしてみたかったので、参加しました。
今回の授業では、お正月の休みに何をしたかについて留学生と話しましたが、他国のお正月の食べ物や習慣について知ることができました。違う文化に触れることは、本当に楽しく、興味深かったです。気軽に参加できる雰囲気だったので、また参加してみたいと思います。
(幼年教育専修3回生 佐土島音々さん)
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2024年度前期も、国際戦略センターでは、多様な言語・文化的背景を持つ学生同士の共修、交流の場を提供しています。
以下の留学生向け授業を履修することが可能です(単位履修ができます)。学務情報システムから受講登録をしてください。
・日本語教授法特講(月56時限)
・国際文化論(火78時限)
・現代日本論(水34時限)
・比較言語文化論I(木12時限)
・比較文化論(木34時限)
詳細は国際戦略センターホームページ、または掲示板をご確認ください。