「言語交換レッスン」の体験報告(2020年6月) Publish Date  :  2020-09-08 10:00

Center for Intercultural
Exchange and Studies

「言語交換レッスン」の体験報告(2020年6月)

2020年6月、当センターにて「言語交換レッスン」を希望する留学生のため、レッスンパートナーとなる日本人学生の募集を行いました。
その結果、多数の応募をいただきました。応募くださった皆様ありがとうございます。
※国際交流留学センターでは留学生サポーターを随時募集しております。興味のある方はこちら(kokusai_ryugaku)までご連絡ください。

実際に言語交換レッスンを行った学生さんから感想を寄せていただきましたので、ご紹介させていただきます。

【参加者の声】
匿名(社会科教育専修 1回生)
週に一度zoomで2時間弱話しました。そしてLINEとWeChat(中国に帰国後LINEが使えなくなるので…。) の両方を交換しました。こちらでは、zoomでできなかった画像の交換や、中国語を教えて頂きました。
内容としては、中国の制度と日本の制度の違い、受験様式、趣味の話などお互いに主に日本語で話しました。 私は、実は、留学生の方が、日本語がとても上手だと存じ上げていなく、英語で話した方が良いのかなと思い、英語の質問を準備したりや単語帳などを近くに置いていたのですが、全然必要ではありませんでした。 特に話していて面白かったのは、中国のものの考え方と日本の考え方の違いです。 例えば、日本は親しき中にも礼儀ありに代表されるようになるべく迷惑を かけないように振る舞いますが、中国では、気軽に手伝いを頼めることが仲良しの証だそうです。 これに私は驚きました。文化でこうも違ってくるのだなと思いました。 哲学の話もしたのですが、中国では義務教育の段階においてマルクス哲学を中心に教えている(大学などの機関では他の哲学を対象にする研究も盛んに行われている)そうです。 これは中国ならではだなと思いました。言語は、漢字という所では共通なので、発音ではわかりませんが、文字でお互いなんとなく伝わるというものがありました。 この言語レッスンで中国と日本のつながり、違いをより一層理解することができました。 また、これからも勉強していきたいと思います。

匿名(留学生)
六月から週に一度zoomで話しました。私のパートナーといろいろなことを話し合って本当の勉強になりました。特に、もっと真の日本の姿、日本人の方々の考え方を深く理解できました。
言語交換を通じて、今まで日本に関する知らないことを知っています。例えば、日本の私立の学校や塾では、授業中のとき、成績がいい学生は逆に後ろに座っているということがあるそうです。 それは成績がいい生徒が前に座っている中国と全然違って、驚きました。そのことによって、中日両国の方々は考え方が違っていることを深く感じました。 しかし、中日両国の方々が同じところもあると思います。例えば、今、中国と日本では、人気がある日本漫画、日本ドラマなどがほぼ同じです。 私なりの考えでは、それらの作品は人々の精神的な追求が反映できるでしょうか。みんなは違う考え方、文化などを持っていますが、心から追求する夢とか、理想とかは同じところがあるかもしれません。 それはなぜみんなが同じ作品が好きなのかということの理由だと思います。
留学生として、言語交換のチャンスをもらって、日本人の学生と一緒に話し合って、特に、お互いに理解を深めるようになったことが本当に嬉しかったです。これからも勉強していきたいと思います。

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Last Update : 2022-06-07 10:20