教員研修留学生による体験発表会を開催しました
Date2014/02/28
2月7日、この3月で研修を終え帰国する教員研修留学生3名による「私の日本体験」発表会が、和泉元千春准教授(持続発展・文化遺産教育研究センター)がコーディネートし開催されました。
東ティモール、ミャンマーそしてガーナにて教員として働く教員研修留学生は、昨年4月より1年間の予定で、それぞれの専門分野に分かれ研修を行ってきました。今回、研修修了を目前に日本での経験を、習得した日本語を使って発表をしました。
ミャンマーから来日したレーレーカイングさん(指導教員:理科教育講座 森本弘一教授)は、「日本でペットボトルや風船など身の回りの物を利用した実験方法を学んだ。ぜひ帰国して自分の授業で実践したい」と語り、自身の有意義な研修生活を振り返った。
また、東ティモールの教員研修留学生ロペズさんの指導教員である英語教育講座の佐藤臨太郎教授は「彼はゼミにも積極的に参加して熱心に研修を行っていた。日本人の学生も彼がいること討論にも活気がでた。彼が参加してくれたことで我々も良い刺激を受けることができた。」と教員研修留学生に感謝していました。
今回の教員研修留学生では、留学生だけでなく、日本人学生にとっても有意義なものとなりました。
今後、本学で学んだことを糧に、母国において彼らの活躍が大いに期待されます。
奈良県教育委員会との連携協力に関する協議会を開催しました。
Date2014/02/20
2月13日(木)に、本学と奈良県教育委員会との連携協力の円滑な実施を図ることを目的に「連携協力に関する協議会」を開催しました。
この協議会は、平成15年度以降、奈良教育大学と奈良県教育委員会が毎年交互に担当して開催されているもので、今年度は奈良県教育委員会が担当しました。奈良教育大学からは長友恒人学長をはじめ26名、奈良県教育委員会からは冨岡將人教育長をはじめ15名が出席しました。
協議会では、まず冨岡教育長が「奈良県は、情熱を持って地域と共に力を発揮できる若い教員を求めている。そのためにも、奈良教育大学と連携協力を行うことは、重要だと考えている」と挨拶し、その後「連絡部会の経過報告」、「連携状況」、「ミッション再定義」、「卒業者の就職状況」、「教員研修」、「ディア・ティーチャー・プログラム」、「教員採用見通し」などについて協議し、活発な意見交換が行われました。
最後に長友学長が「連絡部会が動き始め、この協議会は新しい発展の段階に入った。今後もこの場を生かし、さらなる連携を進めていきたい。」と挨拶し、より連携を深めて行くことが確認されました。
協議会の様子
挨拶する長友奈教大学長
地域に根ざしたプロスポーツの役割について講演会を開催しました。
Date2014/01/23
12月8日、授業の一環として奈良県初のプロスポーツチーム「バンビシャス奈良」(bjリーグ)代表の加藤真治氏を講師に迎え、プロスポーツが地域の活性化に資する役割についての講演会を開催しました。当日は、松田勇人奈良市スポーツ振興課長も出席し、奈良市のスポーツ振興政策についての説明も行われました。
加藤氏からは、bjリーグの現状について、「町の活性化を目的に設置されるケースもあり、小規模の自治体にも徐々に増えていることや、地域に根ざしたスポーツイベントとして定着しつつある背景には、会場設営や試合前のイベントに地域住民が参加し、地元チームの応援を通して地元を好きだと認識できる機会になっていることが考えられる。」と説明がありました。また最後に、「スポーツは老若男女問わず、世代を越えて共有できる文化であり、奈良をキーワードに地域でスポーツを語り、地元を好きになってほしい」と締めくくられました。
時折、学生への質問を交えつつ語る加藤氏に、参加した学生からは、自身の体験に基づいた意見や質問が出され、スポーツイベントが地域に与える様々な効果について、活発な意見交換が行われました。
学生に質問を投げかける加藤氏
奈良市のスポーツ振興政策を説明する松田氏