京都市教育委員会と連携協力に関する協定を締結しました。
Date2013/08/26
奈良教育大学と京都市教育委員会は、7月3日に、相互に連携協力し、教員の資質の向上及び教員養成の充実を図るとともに、教育上の諸課題等に適切に対応することにより、双方の教育・研究の充実・発展に資することを目的に協定を締結しました。この協定は、これまで本学教員と京都大原学院の間で続けられてきた連携協力関係を、包括協定として発展させる形で締結されたものです。
奈良教育大学で行われた協定調印式には、長友恒人学長と生田義久 京都市教育委員会教育長が出席し、協定書に署名を行いました。
長友学長は、「この協定締結を機に、今まで以上に連携を深め、お互いに協力していきたい」と意気込みを語り、相互に連携を深め協力していくことが確認されました。
挨拶する長友学長
署名後に握手する長友学長(左)と生田教育長
地域と連携し、通学合宿を企画・運営しました。
Date2013/08/26
学生による学校教育支援プロジェクト「東市日本一プロジェクト(TNP)」のメンバーが、地域の有志らと共に5泊6日の通学合宿「東市まるごと子ども合宿」を開催し、参加した奈良市立東市小学校の4~6年生23人にさまざまなプログラムを提供しました。
同合宿は、地域の有志等で構成する実行委員会の主催で、地域の結びつきを強めることや子どもたちの日常生活の技能や自立心を高めることをねらいとして行われており、学生が小学校や地域の有志と共に議論を重ねながら準備を進め、主体的に企画・運営に携わりました。
今年は「発見」をテーマに行われ、合宿中に子どもや学生が発見したさまざまな事柄を、紙で作った葉に書き記し、それらを集めて大きな「発見の木」を作る取組などの工夫を凝らしたプログラムに、子ども達は大満足でした。
公開講座「夏の森を親子で楽しもう」を開催しました。
Date2013/08/22
7月26日から28日に、本学自然環境教育センター奥吉野実習林(五條市大塔町)で公開講座「夏の森を親子で楽しもう」を開催、小学生親子ら14人が参加し、薪割りや火起こし、虫取り、川遊びなど、存分に大自然を満喫しました。
この講座は、同センターが、地域貢献活動の一環として毎年開催しているもので、主に小学生の親子を対象に、昆虫に造詣の深い講師などを招き、キャンプ活動等を通して、普段体験することのできない大自然との触れ合いの場を提供しています。昨年度までは、台風被害の影響で学外施設を借りて開催していましたが、今回2年ぶりに奥吉野実習林での開催が実現しました。
主催した鳥居センター長は、「キャンプ等を通して子どもの自主性を育むことがこの公開講座の狙い。再び実習林で実施できたことはセンターの目的を果たすうえでも意義のあるものになった。」と話しています。
昨年に引き続き参加した小学生は、「大きな山に囲まれて自然がいっぱいで楽しかった。来年もぜひ来たい。」と、少したくましくなった笑顔が印象的でした。
同センターは他にも、奈良実習園(奈良市)で、小学生親子を対象にした「米作り体験」の公開講座を開設している他、附属小学校の4年生の授業にも米作りを取り入れており、児童達にとっても教育実習生にとっても貴重な経験となっています。また、幼稚園児・小学生を対象にじゃがいも、さつまいも掘りが体験できる等、身近に自然を体験できる貴重な場として近隣から親しまれています。
川遊びの様子
夕飯作りのための火起こし