奈良県教育委員会との連携協力に関する協議会を開催しました。
Date2013/02/25
去る2月15日に、奈良教育大学と奈良県教育委員会との連携協力の円滑な実施を図ることを目的に「連携協力に関する協議会」を開催しました。
この協議会は、平成15年度以降、本学と奈良県教育委員会が毎年交互に担当して開催されているもので、今年度は本学が担当しました。本学からは長友恒人学長を始め21名、奈良県教育委員会からは冨岡將人教育長を始め16名が出席しました。
協議会では、長友学長、冨岡教育長の挨拶後、「国立大学法人を巡る状況」、「教員養成高度化機能の方向性」、「教職大学院の現状」、「学部改組による新しい教員養成システムならびに入学状況」、「卒業者の就職状況」、「ディア・ティーチャー・プログラム」、「教員研修」、「連絡部会等の設置」などについて協議し、約2時間にわたって活発な意見交換が行われました。
この協議会を通じて、これまで以上に両機関のニーズに積極的に対応できるよう連絡部会等を設置することにより、さらなる連携を推進していくこととしました。
協議会の様子
「なっきょん食育塾」学生が手作りスイーツを配布
Date2013/02/13
学生企画活動支援事業の一つとして活動する「なっきょん食育塾」の学生による手作りスイーツの配布が、学生食堂において行われました。
「なっきょん食育塾」は、自らが健康に関する活動を企画・運営することで、全学的な食育を推進使用と、家庭科教育専修の学生で組織されたものです。
その中で、学生・教職員に、お米の大切さやお米の良さを感じ、お米について知ってほしいという目的で、「にんじん米粉クッキー」(1月25日)と「米粉スノーボール」(1月29日)を、学生食堂の利用者を対象に無料で配布しました。
当日は、配布を楽しみにしていた人や、思わぬプレゼントに少し驚きながらも笑顔で受け取る学生や教職員の姿が見受けられました。
「なっきょん食育塾」では、ほかにも、自然環境教育センター奈良実習園での野菜栽培、大学生協との連携、食育塾だよりの発行等様々な取組を行っており、今後も食育塾の活動を通して自らの考える力・行動力を高めるとともに、多くの人に食の大切さを感じてもらえるよう、幅広く活動を続けていきます。
※学生企画活動支援事業
https://www.nara-edu.ac.jp/campus_life/extracurricular/planning.html
「アウト キャンパス スタディ in 山添村」報告会を開催しました。
Date2013/02/13
「アウト キャンパス スタディ in 山添村」報告会を奈良県山添村で開催しました。山添村は、一面に茶畑が広がり、羊と触れ合える牧場もある人口5千人弱ののどかな山あいの過疎の村です。
報告会は、技術教育専修と家庭科教育専修の1回生16名が、授業の一環で山添村を訪れ、その歴史や文化、生活様式について学び、それぞれ木材加工と羊毛加工に分かれて実習を行った成果を報告する場として設定されたものです。
報告会の第1部では、実習で製作した作品を披露しながら、耕作放棄された茶の木の活用提案やフェルト絵本の教育教材への活用提案が行われました。また、羊毛製小物のニーズ調査報告や羊毛製品のコーディネート提案なども行われました。
第2部では、「地域力と大学力の協同による学生教育と地域活性の可能性」をテーマにパネルディスカッションが行われ、窪田山添村長、奥谷山添村づくり協議会会長、長友学長と学生代表が意見交換しました。山添村と奈良教育大学がそれぞれに地域力と大学力を持って役割分担しながら連携すれば、キラッと輝く連携ができるのではないかということが確認されました。
奥田村長からは「若い人の感性で色々と提案していただいてありがたい。村の活性化に取り入れていきたい」と感想が述べられました。また、長友学長からは、「村の活性化と村での経験を教育に役立てるというウィンウィンの関係をこれからも作り、発展させていきたい」と抱負が述べられました。
ファッションショー形式で羊毛製品のコーディネート提案をする学生
パネルディスカッションの様子