京都教育大学、大阪教育大学、奈良教育大学の三大学では、三大学連携推進協議会を設置し、平成22年度から連携協力による様々な取り組みが進められています。この度、その一環として、三大学合同のFD研修会が2月21日（木）に奈良教育大学の主催により実施されました。 

　当日は、奈良教育大学の講義室をメイン会場として、今年度整備された三大学間の双方向遠隔授業システムを介して、京都教育大学、大阪教育大学の各会場と接続され、双方向で送受信される映像、音声、コンテンツ資料を通じ、各会場で研修会に参加しました。

　研修のテーマは「双方向遠隔授業の実践事例について」と題され、今年度後期から双方向遠隔授業を担当した奈良教育大学の中澤専任講師、山岸教授による実践事例の発表、また授業支援体制及び環境の構築に携わった伊藤准教授、古田准教授によるICT機器構成を含む授業支援の内容が紹介されました。

　それぞれの発表終了時には、臨場感のある授業の進め方や電子黒板等の操作、受講学生の反応等について質疑応答が行われ、システムの機能を活用したFD研修会となりました。　

　受講者からの質問風景

　中澤専任講師実践事例発表風景

　他大学質問者へ回答する古田准教授

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　3月6日（水）に平成24年度学生表彰式を開催しました。

　本学では、学術、課外活動及び社会活動等において優秀な成績を修めた学生や団体に対して学生表彰を行っており、4名の学生が学長表彰を、そして33名の学生と5つの団体が学生委員会委員長表彰を授与されました。

　保護者や指導教員等が見守るなか、長友恒人学長及び笠次良爾学生委員会委員長から一人ひとりに表彰状が手渡され、長友学長から「壁にぶち当たったとき、それを乗り越えるために努力した過程が今後に生きてくる。教員になった時には、ぜひその経験を生かした指導をしてもらいたい。」と祝辞が述べられました。その後、受賞者を代表して、学長表彰を受賞した大学院1回生の西部裕香子さんから「あきらめなかったことや教員の熱心な指導が今回の受賞につながった。指導していただいた教員や家族、友人の温かい支えに感謝している。次なるステップに向けて日々精進していきたい。」と謝辞が述べられました。

　※　受賞者一覧はこちらをご覧ください。

　　長友学長らと記念撮影する受賞者

　　受賞者に祝辞を述べる長友学長

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　京阪奈三教育大学連携推進事業の一環としてＳＤ研修会を実施しました。このＳＤ研修は、京阪奈三教育大学における連携協力を推進し、教員養成機能の強化を図るために整備された双方向遠隔授業システムを利用して京都教育大学及び大阪教育大学にも中継、三大学で役員や事務職員８５名の参加を得ました。

　まず、はじめに、慶應義塾大学信濃町キャンパス事務長（元東京大学理事）上杉道世氏から、「これからの大学経営と大学職員」と題して、「大学を取り巻く状況」、「大学経営のあり方」、「大学職員に必要な力」などについて、慶應義塾大学や東京大学における実践例をまじえての講演がありました。

　続いて、尾熊京教大理事、若井大教大理事、宮﨑奈教大理事から、職能成長の取り組みとして、「今大学職員に求められるもの」についての話があり、その後、各大学の若手事務職員から、資質向上のための具体の取組についての報告がありました。

　この研修を通じて、各大学の事務職員が大学を取り巻く状況を再認識し、共有することで、京阪奈三教育大学連携を推進する上で有意義な機会となりました。　

　中継大学に話しかける上杉道世氏

　資質向上の取組みを報告する若手職員

　奈良教育大学会場の様子

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