国際交流イベント「奈良実習園で留学生と稲刈り体験しよう!」
Date2012/10/11
2012年10月10日 水曜日
奈良教育大学に在学する留学生と日本人学生とが交流をするきっかけにしてもらおうと毎月一度開催している国際交流イベント。
今回は、新たに10月に来日した交換留学生や日本語・日本文化研修留学生も参加して、春に田植えをした田んぼの稲刈りをしました。
稲刈りを実施する前に、日本の稲作について鳥居自然環境教育センター長と箕作准教授による講義を聞きました。米については参加者みんな始めて聞くことばかりで、中には「自分の国に戻った時にぜひ今日聞いたことを伝えたい」(南スーダン学生)と話すなど、関心が高い様子でした。
稲刈りは、鎌を使って手作業で行いました。刈り取った稲は、コンバインを使って、早速脱穀作業行い、袋詰めされる行程までを体験しました。
日頃は、スーパーで白米になった米に馴染みがありますが、稲から白米になるまでの行程を見て、実際に体験することで、毎日食べるお米の大切さや生産者の思いを感じ知ることができたと思います。
(記事提供:学生支援課)
「京阪奈三教育大学連携推進室」の発足式を挙行しました。
Date2012/10/04
「京阪奈三教育大学連携推進室」の発足式が、10月2日(火)、奈良教育大学において挙行されました。発足式には、長友恒人奈良教育大学長ら学内関係者をはじめ、位藤紀美子京都教育大学長、長尾彰夫大阪教育大学長、文部科学省高等教育局大学振興課の鍋島豊教員養成企画室長らが出席しました。
発足式では、三学長から挨拶があり、引き続いて、三学長、鍋島室長による看板の除幕が行われ、同室の発足を盛大に祝いました。
式後には、施設を見学した後、テレビ会議システムを活用した最初の双方向遠隔授業である、大阪教育大学提供科目「学校安全」の授業を参観しました。
また翌日には、鍋島室長らが奈良教育大学附属小学校を視察、続いて教職大学院棟に移動し、教職大学院生や教職大学院担当教員らと意見交換を行いました。院生及び教員からは、中教審答申や教職大学院が直面している課題などについて、積極的に現場の率直な意見が出され、予定の時間を超える活発で有意義な意見交換となりました。
除幕を行う長尾大教大学長、長友奈教大学長、鍋島文科省教員養成企画室長、位藤京教大学長(左から)
教職大学院生と懇談する鍋島室長
SST認定証授与式を実施しました。
Date2012/10/01
9月28日に奈良教育大学SST(スーパー・サイエンス・ティーチャー)の認定証授与式が行われ、本学長友恒人学長より認定証が授与されました。
本学では、平成17年度から一連の理数科教員養成特別プロジェクト(略称:先導理数、融合理数GP、新理数)を継続実施しており、高い教科専門性と優れた教育実践力をバランス良く兼ね備えた理数科教員の養成を行っています。その達成度の最上位資質がSSTです。今回、第5期生が認定されました。
絶えず成長を続け、自身だけでなく他者へも理数の真髄を波及させ得る資質を持つ教員を目指して育成されたSSTは、本学理数教育研究センターの支援の下、公教育現場を中心に理数科教育の抜本的改革に向けた取り組みを既に開始しています。本学のSSTは、新しい理数科教員養成システムの全国に先駆けた一つのモデルとなるでしょう。
(記事提供:理数教育研究センター)