このビデオ研修では、「教員のICT活用指導力向上規準表」に基づいて、本学において開発してきた「教員養成・研修テキスト(情報教育)- ICT活用指導力UPのためのハンドブック-」(以降、テキスト)に対応させる形で、動画コンテンツを公開しています。
本学では、「教員のICT活用指導力向上規準表」に基づいて、「教員養成・研修テキスト(情報教育)」(1章.「学校教育の情報化」と学習指導要領、2章.情報教育、3章.各教科指導等におけるICT活用、4章.情報モラル教育、5章.ICT を活用した授業のための指導力の向上、6章.校務の情報化)を開発し、奈良県教育委員会等の近隣教育委員会との研修に利用してきました。
このテキストに対応させる形で、特に、2,3,4,5章の内容の要点や留意点を紹介する15分程度の動画を用意しています。
それぞれについて、GIGAスクール事業等の最新の状況を反映しつつ、多忙な教員が短時間でそれぞれのポイントを把握できるよう留意したものとなっています。
また、テキスト開発以降に、重要な課題となった「プログラミング教育」および「遠隔教育」の実践上の留意点を紹介するビデオをも用意しています。
「プログラミング教育」では、おもに、小学校において、学校全体で取り組むための手掛かりが必要な方々向けに作成しています。
「遠隔教育」では、コロナ禍以降、教室での対面式の授業以外の教育活動の一例として、関心が高まってきた「遠隔教育」の実践を進めていく上で、我々の経験に基づく留意点等をまとめています。
奈良教育大学では令和5年度より新たな教師の学びの姿の実現に向
新たな教師の学びの姿を実現するための一助としてご活用ください
本コンテンツは、文部科学省令和4年度教員講習開設事業費等補助金(「新たな教師の学び」
内容紹介および関係リンク先情報 | テキスト関連章節 | 動画 | パワポ | |
1:課題解決のための情報収集の指導 |
このビデオでは,課題解決のための情報収集の指導方法について紹介します。 情報活用能力を育成するためには、各教科等の指導を通して児童生徒が主体的に課題や問題をもち、 基礎的・基本的な知識・技能を活用して自らの力で課題や問題を解決させていく学習活動を進めることが大切です。 様々な情報を検索・収集し、その中から目的にあった情報を整理・分析して取捨選択する力の育成について説明します。 参考URL: 文部科学省:生成AIの利用について |
2章2節に、喫緊の話題を追加 | ||
2:1人1台環境におけるICT活用の留意点 |
このビデオでは、GIGAスクール構想によって1人1台環境が整備されたことによって得られた新たな学びの機会を整理するとともに、それらを含めたICT活用推進上の留意点を紹介します。 |
3章の要点 | ||
3:情報モラル教育の留意点 | このビデオでは、情報教育と情報モラル教育のねらいの関係性ついて整理しつつ、「情報モラル教育」のポイントを説明します。 参考URL: 情報モラル教育の充実等https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1369617.htm 平成27年度作成「情報化社会の新たな問題を考えるための教材~安全なインターネットの使い方を考える~」の「指導の手引き」
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4章の要点 | ||
4:効果的なICT活用のための授業設計 |
ICTを効果的に活用するための授業設計においては、学習指導要領の総則にある学習の基盤としての「情報活用能力」の育成を意識した意図的な設計とそれに基づく実践が重要になります。このビデオでは、そのような授業設計のための留意点を紹介します。
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5章の要点 | ||
5:プログラミング教育の導入に向けて |
このビデオでは、プログラミング教育実践に向けた、情報教育の視点からの留意点等について紹介します。おもに、小学校において、学校全体で取り組むための手掛かりを中心に整理しています。 参考URL: 「教育の情報化に関する手引」について 小学校プログラミング教育の手引(第三版) small LOGO 小五郎 (こごろう) |
テキスト外 | ||
6:遠隔教育実践のために |
このビデオでは、コロナ禍以降、教室での対面式の授業以外の教育活動の一例として、関心が高まってきた「遠隔教育」の実践を進めていく上で、私たちの経験に基づく留意点等について紹介しています。
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テキスト外 |
研修成果確認:動画で学んだ内容を振り返りましょう。
本研修で学んだ内容を、学校や授業の現場に活用できているでしょうか?
受講後一か月ほどたった時点で、「関連して学んだことや、具体的に活用している場面」などについて、自身で振り返ってください。