専門職学位課程 奈良教育大学

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学位課程

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※奈良県公立学校教員採用候補者選考試験合格者に対する特例措置について

学びの3コース

学校教育マネジメントコース

 学校経営、ESD(持続可能な開発のための教育)、ICTに関わる高度な実践力を身につけることができます。
 また、現職教員院生は、学校経営、学級経営、ESD、ICTについて学校全体を牽引し、学校や地域、教育行政において指導的役割を果たすことのできる高度な実践力を身につけることができます。

  • 学校組織マネジメント領域
  • 学級づくり・特別活動マネジメント領域
  • ESDマネジメント領域
  • 教育情報化マネジメント領域

教育発達支援コース

 生徒指導、学校カウンセリング、幼年教育、インクルーシブ教育に関わる高度な実践力を身につけることができます。
 また、現職教員院生は、生徒指導、学校カウンセリング、幼年教育、インクルーシブ教育について学校(保育所、こども園を含む)全体を牽引し、学校や地域、教育行政において指導的役割を果たすことのできる高度な実践力身につけることができます。

  • 生徒指導・学校カウンセリング領域
  • 幼年教育領域
  • インクルーシブ教育領域

教科教育コース

 教科等指導に関わる高度な実践力を身につけることができます。
 また、現職教員院生は、教科等研究を推進し、学校や地域、教育行政において指導的役割を果たすことのできる高度な実践力を身につけることができます。

  • 言語・社会科学領域(国・社・英)
  • 理数・生活科学領域(数・理・技・家)
  • 芸術・保健体育領域(音・美・書・保体)

設置の背景

 教職が専門職であるという意識と目指すべき教師像を明確に持ち、自らの課題を設定し、それを学問的成果と教育実践との往還を通じて解決する力、さらに自らの教育活動を常に振り返りつつ、継続的に実践の改善ができる力を備えた教員を育成することを目的として平成20年に設置されました。
 令和4年度からは教職大学院の特色に掲げる、今後の新たな教育に対応し得る教員養成・教員研修として教育内容のさらなる充実が図られました。

目的

目的
専門職学位課程(教職大学院)では、高度の専門性が求められる教職を担うための深い学識及び卓越した教育実践能力を培うことを目的とし、『持続可能な社会づくりの担い手』を育成できる高度な専門性と実践力を兼ね備えた教員を養成します。

教育学研究科の目的
広く教育関係諸科学を研究し、教育実践に関する科学的研究を深めることによって、豊かな人間性と高度の専門的教養を備え、教育の理論と実践に関する優れた能力を有する教員及び教育者を養成します。

学位授与方針及び教育課程編成・実施方針

○学位授与方針
「持続可能な社会づくりの担い手」を育成する教員として、修了までに以下が認められるとともに、所定の単位を修得し、学位研究報告書の審査及び最終試験に合格した学生に学位「教職修士(専門職)」を授与します。
1. 教育課題を探求し解決できる研究力と高度な実践力を有していること。
2. 自らが掲げた「身に付けたい資質・能力」を獲得していること。
3. 専門的知見と実践力を生かし、これからの新しい学校教育を牽引できる高度な実践力を有していること。

○教育課程編成・実施方針
以下の趣旨に基づいて教育課程を体系的に編成し実施します。

(1)教育課程の編成の方針
1. 「専攻共通科目」(共通五領域)では、学校教育の基本となる課題について理論と実践の往還を通して学び、それに対応できる実践力を育みます。その中で、「奈良教育大学の3つの柱」の一つである「持続可能な社会づくりに貢献できる教員の養成」に即し、『ESD-SDGsの理論と実践』を配置します。
2.「実践科目」として「実習科目」と「演習科目」を配置します。「実習科目」では、授業・指導補助・校務等の経験を通して課題を探求し解決できる高度な実践力を育みます。「演習科目」では、これからの時代を見据えた新しい教育に対応できる実践力を育みます。
3. 「研究科目」では、自らの課題を解決する研究力と、理論と実践とを架橋できる力量を育みます。また、研究の成果・在学中の学び・身に付けた力量を学位研究報告書としてまとめ、学び続ける態度を育みます。
4. 「専門科目」として「学校教育マネジメント科目」「教育発達支援科目」「教科教育科目」を配置し、各コースに対応する実践力を育みます。

(2)教育課程における教育・学修方法に関する方針
本学教員は、学校現場における喫緊の教育課題への対応力、及び「持続可能な社会づくりの担い手」を育成できる高度な専門性と実践力を兼ね備えた教員としての資質・能力についての観点や内容を共有し、協働する体制で教育を進めます。また、学生それぞれのこれまでの経験・知識を活かし、互いに学び合う学修環境、支援体制の整備に努めます。

(3)学修成果の評価の方針
全授業科目において、本専攻の理念・目的及びカリキュラム・フレームワークに即した到達目標を定め、到達目標並びに評価の基準・方法をシラバスによって学生と教員で共有し、成績評価を的確かつ厳正に行います。また、その成績評価結果や学生による授業評価結果を点検し、カリキュラムの評価・改善を図ることで教育の質の保証に努めます。

標準修業年限

標準修業年限は2年
長期在学コース
 小学校教員免許取得プログラム(3年コース・4年コース)
 特別支援学校教員免許取得プログラム(3年コース)

学位の種類

教育課程 46 単位 学位研究報告書の審査及び最終試験

専門職学位課程修了 教職修士(専門職)の学位授与

取得できる教員免許状

それぞれの学生が所有している教員免許状(一種免許状)を基礎とし、以下に示す専修免許状の取得が可能です。
・幼稚園教諭専修免許状
・小学校教諭専修免許状
・中学校教諭専修免許状
(国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、保健、技術、家庭、職業、職業指導、英語、ドイツ語、フランス語、宗教)
・高等学校教諭専修免許状
 (国語、地理歴史、公民、数学、理科、音楽、美術、工芸、書道、保健体育、保健、看護、家庭、情報、農業、工業、商業、水産、福祉、商船、職業指導、英語、ドイツ語、フランス語、宗教)
・特別支援学校教諭専修免許状
 (知的障害者、肢体不自由者、病弱者)

授業料等

検定料 30,000円 入学料 282,000円 授業料 535,800円 https://www.nara-edu.ac.jp/admissions/fee.html