SSP特別授業「宇宙と素粒子」を実施(平成23年11月13日、12月13日) 理数教育研究センター

理数教育研究センター

本センターの片岡佐知子専任講師が、埼玉県立豊岡高等学校の特別授業「宇宙と素粒子」で講師を担当しました。この特別授業は、科学技術進行機構のサイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(SPP)として実施されたものです。高エネルギー加速器研究機構の樋口岳雄助教とともに、素粒子物理学をテーマとした講義を行いました。 11/13に行われた第1回目の授業では、電子や原子、陽子などの粒子の発見の歴史についての講義に続いて、霧箱を使ったα線の観測の実習を行いました。第2回目の講義では、中間子やクォークモデルについて学んだ後、「B-Lab(ビーラボ)」というプログラムを使って粒子探索にチャレンジしました。B-Labとは、高エネルギー加速器研究機構で実施されている素粒子実験Belle(ベル)で収集されたデータの中から新粒子探索を行うというもので、実際の研究で行われているデータ解析を体験できるプログラムです。

第1回目の授業:霧箱実習