サマースクール2008イン曽爾 理数教育研究センター

理数教育研究センター

サマースクール2008イン曽爾

新理数プロジェクトでは、曽爾村との連携協力事業の一環として8月24日から27日までの4日間「サマースクール2008 イン 曽爾」を開催しました。曽爾小学校、曽爾中学校をフィールドとしてプログラム履修学生(先導理数2・3回生)とプロジェクト教員が3泊4日の合宿を行い、優れた教育実践力の育成を目指した活動を行いました。サマースクールでは、中学生への学力向上支援、小学生・中学生への学生企画による科学実験、プロジェクト教員による小学生・中学生への講義・実験を行いました。今年は期間中天気が悪かった為、天体観測は中止となりましたが、素晴らしい曽爾の自然環境の中で、共に思いっきり学びました。

保護者説明会 8月24日(日)

曽爾小学校、曽爾中学校及び奈良教育大学の合同で、サマースクールに参加する生徒の保護者への説明会を行いました。奈良教育大学柳澤学長から冒頭のご挨拶を頂き、プロジェクト代表、プロジェクト教員がサマースクールの目的・内容の説明を行いました。質疑・応答では、保護者から前向きな要望や今後参考となる様々な意見を頂きました。引き続き交流会では、先導理数生が保護者と直接面談するという貴重な体験をしました。

    

教員によるオープニングレクチャー

プロジェクト教員が中学生・小学生・保護者・教職員を対象に講義・実験を行いました。

講演:エレキテルを作る

講師:奈良教育大学  常田琢

発電機がない時代には、物をこすり合わせて貯めた静電気が唯一の電源でした。自分で作れる色々な摩擦起電機(昔のエレキテルに近いものから、ベルトコンベアや水流で電気を運ぶタイプまで)を紹介し、静電気ができる仕組み・放電・帯電を体験しました。

    

学力向上支援 8月25日(月)・26日(火)・27日(水)

最初は、生徒も先導理数生も少し緊張気味でしたが、たちまち仲良しになりました。マンツーマン対応で、学ぶこと・教えることの楽しさ・難しさを体験しました。

    

遊びの時間

先導理数生と小学生が遊びを通じてスキンシップを深めました。