サマースクール2010イン曽爾 理数教育研究センター

理数教育研究センター

サマースクール2010イン曽爾

新理数プロジェクトでは、曽爾村との連携協力事業の一環として8月24日から27日までの4日間「サマースクール2010 イン 曽爾」を開催しました。曽爾小学校、曽爾中学校をフィールドとしてプログラム履修学生(新理数2・3回生)とプロジェクト教員が3泊4日の合宿を行い、優れた教育実践力の育成を目指した活動を行いました。サマースクールでは、中学生への学力向上支援、小学生・中学生への学生企画による理科・数学(算数)実験、プロジェクト教員による小学生・中学生への講義・実験を行いました。素晴らしい曽爾の自然環境の中で、共に思いっきり学びました。

過去のサマースクール イン 曽爾

開校式

開校式ではまず、曽爾中学校校長井作先生、奈良教育大学長友学長からお言葉を頂き、引き続き松山センター長、及び、ブース出展教員からの挨拶がありました。その後、曽爾中学校生徒代表、新理数2回生代表の挨拶の交換が行われました。こうして4日間のサマースクールがスタートしました。

    

  

交流会

新理数2回生が主体となって、曽爾中学校の生徒、教員、大学教員とで話り合ったり、ゲームをしたり、交流を深めました。

  

  

学力向上支援 8月25日(水)・26日(木)・27日(金)

最初は、生徒も新理数生も少し緊張気味でしたが、たちまち仲良しになりました。マンツーマン対応で、学ぶこと・教えることの楽しさ・難しさを体験しました。

  

  

天体観望会8月26日(木)

26日の夜、曽爾中学校のグラウンドで天体観望会を行いました。西の空にある雷雲がときどき光る中、天頂付近に夏の大三角形を最初に見ました。はくちょう座β星のアルビレオは望遠鏡で見ると青色とオレンジ色の絶妙の組み合わせの二重星です。観望会ではこの星を見て、星にはいろいろな色の星があるということを小学生の皆さんにはわかってもらえたと思います。その後、昇り始めた満月過ぎの月を望遠鏡でのぞきました。クレーターの凸凹も時々曇りながらもハッキリ見えました。

  

スナップ・ショット